ミニマリストの生活が流行るワケ!選択のパラドックス?

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ミニマリストの生活が流行るのはなぜでしょうか?

 

近年、「ミニマリスト」というものが注目をあびています。

 

例えば、NHKで「特集」が組まれたりして確かにニーズがあるようです。

 

「ミニマリスト」とは「必要最低限のモノ」で暮らす人という意味です。

 

また似たようなもので「断捨離」というものも流行っています。

 

「断捨離」を徹底的にやっていった人が「ミニマリスト」ということでしょうか。

 

いずれにせよ、私たちの身の回りの「モノを減らす」という点では同じことです。

 

または、日常生活の「選択肢をできるだけ減らす」と言ってもいいでしょう

 

なぜ、いま私たちの身の回りから「モノを減らしたい」という欲求が出てくるのでしょうか?

 

「断捨離」や「ミニマリスト」が流行る心理についてはどのようなものがあるのか気になるところです。

 

そこで、「断捨離」や「ミニマリスト」が流行する心理的背景を、「心理法則」や「心理実験」をまじえてご紹介していきたいと思います。

 

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実は、選択肢が増えると不幸になる!?

私たちは、選択肢が増えるほど「豊かになる」という前提でこれまではものごとを進めてきました。

 

しかし、どうやらそうではないようであるという研究結果が続々と出されるようになってきたのです。

 

例えば、アメリカの心理学者のバリー・シュワルツの「選択のパラドックス」というものがあります。

 

「選択肢」がたくさんあるよりも、選択肢が3〜5つであることが「幸福感」を上げるというものだったのです。

 

バリー・シュワルツは選択肢がたくさんあることの弊害を3つ挙げています。

 

決断できてくなり無気力に!

選択肢がたくさんあることによって、どれを選べばいいのかが判断できなくなるということです。

 

例えば、「豊富な選択肢」がジャムの売り上げを上げるのではないかという方針のもとに実験がなされたことがあります。

 

しかし、実験結果は全く反対の結果となりました。

 

つまり、「24種類のジャム」を売り場に並べたときよりも、「6種類のジャム」を売り場に並べた方が売り上げが「10倍」違ったというのです。

 

また、老後の投資信託をすすめるときも同じような結果が出ています。

 

投資信託の案件が「10件」増えるごとに、参加してくれる人の数は「2%」減っていったのです。

 

選択肢がたくさんあると、判断できなくなり後回しにしてしまいます。

 

そして最終的には選択できないということになるのです。

 

決断できたとしても満足はできない!

決断できたとしても選択肢が他にもたくさんあると、他のものと比較してしまうために満足できないようになっているようです。

 

つまり、選んだ後に頭の中で

  • 「あっちの方がよかったのではないか?」
  • 「こっちは実はまずかったのではないか?」

 

と思ってしまうのです。

 

「もっといいものを選べたはずだ」という後悔が残り、後味が悪くなるようです。

 

期待値が上がりすぎる!

これだけ数が揃っているのだから、自分が欲する完璧なものを手に入れられるはずだと期待値がハンパなく上がってしまいます。

 

これにより、自分の欲するものではない所が余計に目についたりするようになります

 

先ほどと同じように、「もっといいものを選べたはずだ」という「後悔」が残るようになっているのです。

 

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実は、いらないモノを買わされている

私たちが生きている社会は「モノ」が潤沢にあります。

 

つまり、選択肢が腐るほどあるのです。

 

ただ、選択肢がたくさんあるからと言って「幸福感」が上がるわけではなく、むしろ「後味の悪いもの」になりがちであるということは前述したとおりです

 

ミニマリストの人たちは、「意識的」に気づいているのかどうかは分かりません。

 

ただ、「無意識」ではこのようなことに気づいているのでしょう。

 

つまり、「皮膚感覚」で感じているのです。

 

社会のメインストリームの考え方は「消費」することが絶対的に正しいというものです

 

しかし、このような考え方を受け入れた結果として家の中には「不用品」がたくさん転がっているはずです。

 

どうして買ったんだっけ?という「シロモノ」があるはずです。

 

マーケティングで人々を「不満」にさせ、それを手にいれることによって「幸せ」になれるというスタイルに飽きてきたのではないでしょうか。

 

「またそのパターンね?」という感じです。笑

 

また身の回りの「モノを整えること」は「心を整えること」でもあります

 

自分をメンテナンスするということで実践している人もいることでしょう。

 

詳しくは、「自分を見失うカラクリと、自分を取り戻す3つの方法」を参考にしてみてください。

 

自分の欲しいものが明確になるはずです。

 

シンプルな生活を愛する「ミニマリスト」の人たちはきっとこのことに「快感」を覚えているのでしょう。

 

つまり、「あること」よりも「ないこと」の方がスッキリして「幸せ」だということです

 

また、「心理実験」による「心理法則」にもとづいた「ライフスタイル」なので、これからも流行していくことが期待されます。

 

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極端にモノを減らしていく「ミニマリスト」に興味のない人もいることでしょう。

 

ただ、「選択肢のパラドックス」は頭の片隅に入れておいた方がよいでしょう。

 

自分の中で「基準」を3つくらい持っておくと選択するときに「幸せ感」が増しますから。

 

例えば、レストランで何を食べるのか選ぶときは「いままで食べたことがないもの」を選んで食べるなどです。

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