バレンタインデーにチョコを渡す由来と起源はどのようなものでしょうか?私たちは、当たり前のようにバレンタインデーを向かえますが、どのような由来・起源があるのでしょうか?
現在は、好きな人に告白するのを後押しをしてくれたり、友達にチョコを渡して楽しむイベントとなっています。
学校や職場では、さぞや騒がしい日になるのではないでしょうか?笑
日本各地で盛り上がる「ハロウィン」や「クリスマス」と並ぶくらいのイベントとなっています。
そんなバレンタインデーがどのように発達してきたのか気になるところです。
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- バレンタインデーの由来
- 日本と海外のバレンタインデー
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そこで、今回はバレンタインデーの歴史を紐解いていき、日本と海外におけるバレンタインデーについてご紹介していきましょう。
バレンタインデーの由来
いまでこそ、私たちは男女間で自由に恋愛をして楽しんでいますが、必ずしもいつの時代も自由に恋愛ができたわけではありませんでした。
バレンタインデーの由来でもある、聖職者「バレンティウス」が生きた古代ローマ時代では、男女が自由に恋愛することはできませんでした。
古代ローマ時代では、「若い男性」と「若い女性」は別々に暮らしており、普段の生活で男女が結びつくということはあり得ませんでした。
ただ、「ルカペリア祭」という2月15日に行われるイベントのときにだけ唯一、男女が巡り合うことができました。
「ルカペリア祭」は、「くじ引き」で男女を結びつけるイベントです。
そして「くじ引き」で引き合わされたカップルはそのまま恋に落ちて結婚するというのが当時の慣習でした。
強制力のある婚活のようなものです。笑
当時の若い男女からすると、「ルカペリア祭」で行われる「くじ引き」はとても楽しみなものでした。
なぜなら、悶々とした若い男女にとってカップルをへて結婚できる「千載一遇のチャンス」だったからです。
年間をとおして、2月15日に行われる「ルカペリア祭」のときだけ男女が交流をすることができた貴重な日だったのです。
しかし、ときの王であるローマ皇帝「ゲラシウス」は、若い男女にとってとても貴重なイベント「ルカペリア祭」をとり消してしまいました。
取り消した理由は、「故郷に愛するパートナーを残しては戦争を戦えない」というものでした。
つまり、軍の中に愛するパートナーに思いをはせる人がいると、軍全体の士気がさがり「国家存亡の危機」に見まわれるということです。
このような取り決めにより、若い男女が結びつくということは絶望的になりました。
そんな絶望的な状況を救ったのが、聖職者「バレンティウス」です。
聖職者「バレンティウス」は、取り決めを破って、若い男女の結婚のお世話をしていたのです。
つまり、古代ローマ時代の「恋のキューピット役」だったのです。
もちろん、取り決めを破っていたわけですから捕らえられて処刑にされてしまいます。
「バレンティウス」が処刑されたのが2月14日です。
2月14日は、翌日15日の「ルカペリア祭」のくじ引きを書く日であり、「家庭と結婚の神」であるユノの祝日です。
「バレンティウス」が処刑されたことに反発した若い男女は、2月14日に「好きな人に愛の手紙を渡す」ということで体制側に反発の意をあわらすようになりました。
現在でも命をかけて、若い男女の「恋のキューピット」になってくれたバレンティウスに「敬意をあらわした言葉」が決まり文句としてバレンタインカードには残されています。
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- 「From Your Valentine」(あなたのバレンタインより)
- 「Be My Valentine」(わたしのバレンタインになって)
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これらはバレンティウス自身が恋人におくった愛の言葉で、そのやり方は現代においても受け継がれているのです。
これが現在まで続く2月14日のバレンタインの由来と起源というわけです。
日本と海外のバレンタインデー
これまで見てきたとおり、バレンタインの日に「好きな人に愛の手紙を送る」ということがもともと行われていたことです。
日本では、「女性が好きな男性にチョコを渡す」という意味合いが強いです。
なぜこのようなことになったのでしょうか?
実は、これはお菓子会社のマーケティングなのです。
例えば、「神戸モロゾフ製菓」が「あなたのバレンタインにチョコレートを贈りましょう」というキャッチコピーを新聞に広告掲載したことから始まります。
その後、「メリーチョコレート」「森永製菓」「伊勢丹」「ソニープラザ」などがどんどんとマーケティングを仕掛けていき、バレンタインは「女性が男性に愛の証としてチョコを渡す」という文化が出来上がってきました。
ソニーの代表者は、輸入雑貨専門店の「ソニープラザ」がチョコレートを贈ることを流行させようと試みたことをもって「日本のバレンタインデーはうちが作った」と豪語しているくらいです。
もともと、「好きな人に愛の手紙を送る」ということが「女性が男性に愛の証としてチョコを渡す」に変わってきた後に、「義理チョコ」や「ホワイトデー」に派生していきます。
このようにして、マーケティングで日本のバレンタイン文化が作られていったのです。
最近では、「友チョコ」「自分チョコ」なども登場しています。
一方の海外では、どのようになっているのでしょうか?
海外は「チョコ」に限らずに男女間で、「花」や「カード」などのプレゼントを送るという習慣のようです。
心理的テクニックを使ったチョコの渡し方などの「バレンタイン全般」に関しての情報も詳しく知りたい方は「おすすめのバレンタインデー・まとめ」を参考にしてみてください。
最後に
実は、私はバレンタインデーに告白されたことがあります。
いまでも思い出すだけでドキドキなってしまうような思い出です。
このようにイベントが恋の成就や、友達の間での楽しみを後押ししてくれるのはとてもいいことだと思います。
一歩ふみ出したいなって思うイベントですよね^ ^
あなたは、バレンタインデーをどのように過ごしますか?