バレンタインに彼氏にあげないというのは、女性の選択肢の中のひとつです。
女子からすると、手間ひまかけて準備したものをプレゼントしたのにお返しがなかったら寂しいものです。
準備するやる気もわいてきません。
バレンタインでカップルの仲がギクシャクしてしまうこともあるようです。
このように、男性と女性がすれ違う原因はどのようなものなのでしょうか。
ここでは、バレンタインチョコを彼氏にあげない理由3つをご紹介していきます。
プリミティブなところから、「バレンタイン」というイベントの構造的な要因まで明らかにしていきたいと思います。
バレンタインで彼氏にあげないという選択肢でも、何の問題もないということが分かるはずですよ。
男はシリアル、女はパラレル
男女の価値観がうまく合わないときというのは、男と女のもともとの習性に原因がある場合があります。
男性は「シリアル処理」が得意です。
「シリアル処理」というのは「1つのこと」に一生懸命にとり組むということです。
女性は「パラレル処理」が得意です。
「パラレル処理」というのは「同時に複数のこと」にとり組むということです。
仕事を一生懸命する男性であるならあるほど、家庭に気を配るのがおろそかになってしまうということです。
その結果として、女性にさみしい思いをさせてしまうということです。
少しは心当たりがあるのではないでしょうか。
反対に、女性は「同時に複数のこと」にとり組むのが得意です。
例えば、「料理」をしながら「テレビ」を見たり、その合間に「子供の面倒」を見たりするわけです。
「洗濯」や「そうじ」も加わってくるとなると、かなりたくさんのことを同時に行っています。
男性はこのようなことはなかなかできません。
ひとつずつとり組んでいく男性が家事をすると、ビックリするほど非効率になります。笑
できたとしても「ヘトヘト」になって続けることはできません。
大昔の狩猟採集時代における「男は獲物をハンティング」「女は家のことをする」というのは全体として効率的なのです。
彼氏がイベントに興味がない
基本的に男性は、イベントに対してそんなに興味がありません。
バレンタインをもらっておきながら、ホワイトデーというイベントがあることすら頭にない男子もたくさんいます。
つまり、すっかり忘れているということです。
また、バレンタインに比べてホワイトデーのマーケティングは規模が小さいです。
バレンタインは大々的に宣伝や広告で、私たちにバレンタイン気分をつくってきてくれますが、ホワイトデーは控えめです。
男子はイベントに対してあまり興味がない上に、気づかせてくれるような広告なども控えめなら忘れてしまうことも仕方がないかもしれません。笑
「シリアル処理」の男性からすると、仕事に専念していれば「家庭のこと」がおろそかになるのと同様に、「ホワイトデー」もおそらかになる可能性は高いです。
「ホワイトデー」に限らず、「クリスマス」などもそうです。
女子からすると「は?」と思われるでしょうけど、悪意があってそうしているというわけではないということです。
もともとの習性もあるということです。
そもそも、イベントごとに興味がないという観点からいうと男子はバレンタインにチョコをもらわなくても全くダメージはないのではないでしょうか。
むしろ、ホワイトデーのことを考えずにすむので気が楽かもしれませんよ。
どんなときでも円満が一番です。
心理的テクニックを使ったチョコの渡し方などのバレンタイン全般のことについては「おすすめのバレンタインデー・まとめ」を参考にしてみてください。
お菓子会社のマーケティング
女性の中には、毎年くり広げられる「バレンタイン」というイベントにうんざりしている人もいます。
「バレンタイン」というイベントそのものが「お菓子会社のマーケティング」から始まったということまで熟知している女性も増えてきています。
バレンタインの由来、そして日本でどのように発達してきたかについては「バレンタインデーの由来が感動!恋のキューピット?」を参考にしてみてください。
特定の企業の利益のために、なぜわざわざ消費行動をとらなければいけないの?と不審にすら思っているはずです。笑
「まさに、その通り」です!笑
恋愛の本質から、かなりずれているということは言うまでもありません。
そもそも、チョコは年中どこでも売っているものですし、いつでも食べることができます。
わざわざ、「バレンタイン」のパッケージに包みなおしてプレゼントするという「いわれ」は、実はどこにもありません。
ただ、恋愛が成就する「きっかけ」となるのであればよいことでしょう。
また、双方にとって楽しめるようならよいイベントです。
一番楽なのは、「バレンタイン」だというイベントだね!という認識すらないカップルではないでしょうか。笑
ギクシャクしたりお金がなくなったりということも一切ありませんから。笑