孤独で寂しい・辛い心理はどのようなものなのでしょうか?対処法はあるのでしょうか?
私たちは「孤独」の時間をすごすときは、どういうわけかネガティブな感情に見まわれます。
私は家にかえってきたとき、独りになったときに特に虚しさがただよっています。
ひょっとして、世界ってこういうところだったのかとすら思うこともあります。
誰しも心の深いところで結ばれている相手が隣にいてほしいはずです。
そして、「孤独」を感じないで済むような選択をしたいと思っているのです。
ただ、「孤独」という穴をうめるために誰かを探して一緒になっていたとしても、「孤独感」が消えるわけではありません。
むしろ、ひとりのときよりも、人といることでより一層「孤独感」を感じる人もいます。
私なんかはそのタイプです。笑
ネットでは「孤独」をどのように対処するのかという処方箋ばかりが語られています。
しかし、「孤独」はこのような処方箋では対応できません。
なぜなら、これらは「その場しのぎのもの」だからです。
ほとんどすべて根本的に「孤独」と向きあって出たものではないのです。
そこで、「孤独」で寂しい・辛いと感じている人のために「孤独」との付き合い方をご紹介していきましょう。
「孤独」は対処するべき悪いものか?
そもそも、「孤独」は対処するべき悪いものなのでしょうか?
人間はさまざまな感情を持ちます。
ただ、どういうわけか私たちは「ネガティブな感情」を出来るだけ沈静させようとします。
出来るだけ目をそむけたいといってもいいでしょう。「孤独」を感じている自分ってダメだな、と心理的に強く思うかもしれません。
それだけ私たちは「孤独」というものに対して免疫を持ちあわせていないのです。
以下のような言葉を残している賢い人もいます。
人間の社交本能も、その根本は何も直接的な本能ではない。つまり、社交を愛するからではなく、孤独が恐ろしいからである。
by ショーペンハウワー
いつの時代も「孤独」に免疫のない人が多いことが、うかがい知ることができます。
ましてや「孤独」との付き合い方などは学校で教えてくれるものではありません。
そして、「孤独」は一生涯、私たちにつきまといます。
では、「孤独」は私たちにどのようなものをもたらすのでしょうか?
「孤独」は私たちに何をもたらすのか?
さきほども述べたように、「孤独」は一般的にネガティブなものとして捉えられています。
しかし、私は「孤独」がない人生よりも「孤独」がある人生のほうがより多くの果実を手に入れることができると思っています。
なぜなら、「孤独」のときにはじめて自分の深いところを垣間見ることができるからです。
相手を評価するときにおいても、「孤独」とどのように付き合っているのかを見ると、その人への理解が一層すすみます。
同じように、相手の深いところを垣間見ることができるからです。
ものごとを整理できるのも「孤独」の時間です。
つまり、自分に正直になることができる時間が「孤独」なときなのです。
自分が本当にしたいこと、自分がどこに向かっているのかをはっきりさせられるのです。(※そう簡単にはっきりさせることはできませんが)
そして、それはとても良いことです。
心理的にもスッキリした朝を迎えられます。これは幸せのひとつの形だと思います。
これは目に見えないものを「嗅ぎとる力」を高めることと同じことです。
これらを高める方法は「感じる力を取り戻すことで、97%幸せになる3つの方法」を参考にしてみてください。
私は、記事を書いているときは「孤独」です。
ただ、私はこの「孤独」の時間にしている作業が好きです。
自分の考えを、白紙のキャンバスに絵を書くように「自由」に発想できていることがとても楽しいのです。
さらに、「自由」に発想したことを「読者」さんと共有できて、「読者」さんの日常に何かしら役立ってるのかなを思うと 心理的にほっこりします。
このように考えると「孤独」は決して間違っているわけではありません。
むしろ、「孤独」は積極的に肯定するべきものでしょう。
では「孤独」なときに何をしたらいいのか3つご紹介していきましょう。
ちなみに孤独が極端にダメな人は鬱陶しがられる可能性すらあります。嫌われる人については「嫌われる人の特徴3つ!あなたの心理も診断してみて?」で詳しくつづっています。
「孤独」との付き合い方3つ
「孤独」なときに何をしたらいいのかですが、基本的に何をしてもかまいません。
自分がリラックスできるものであれば、何でもかまいません。
ただ、自分がリラックスできるものが見当たらない人のために3つオプションを用意しました。
本を読む
これまで知らなかった物事をたくさん手に入れることができます。
そして、「孤独」の時間に手に入れた物事を整理するのも「孤独」な時間です。
「整理するべき物事」が増えていくと今度は「孤独」な時間が足りなくなってくるほどです。
うまくいけば、心理的にも正のスパイラルに入ることができます。
散歩をする
散歩は長い間していられます。
他の身体を動かすものはすぐに疲れてしまいます。
散歩なら他のものに比べて圧倒的に長い時間、とり組むことができます。
また運動は記憶力を高める効果があります。
「歩きながら考えよう」と本などでは書かれていることがありますが、おそらく正しいです。笑
歩いているときに自然と物事が整理されるときがあります。
それでも孤独がイヤなときは…
最後は例外のオプションです。
人間はそんなにマッチョではありません。
どうしても「孤独でイヤなとき」というのはあります。
そんなときは、誰かとご飯にいくようにしましょう。
何かをするときは、常に「例外オプション」を用意しておきましょう。
最後に
これまで3つのオプションをご用意してきましたが、基本的に自分がリラックスできるものであれば何でもいいというスタンスです。
ガーデニングや水泳などでも何でもかまいません。
ただその中に自分なりの例外オプションを入れておくといいです。
「孤独」は一生のテーマであり、徐々に慣れていくことが大切だからです。
「孤独」とうまく付き合うと、生活にメリハリが出てきます。
生活にメリハリがつくとどうなるか知りたい方は、「メリハリの意味って何!?〜生活にON/OFFをつける方法〜」を参考にしてみてください。