自分を愛せない人と感じている人がたくさんいます。なぜなのでしょうか?
自分を愛せないない人は充実した生活をおくることはできないものなのでしょうか?
私たちは、なに不自由ない暮らしをおくれています。
しかし、多くの人は心理的に「生きているけれど、活きていない」状態の人がたくさんいます。
普通にがんばってきたのに、どういうわけか生活が充実しないのです。
充実した日々をおくれている人と、そうではない人の生活レベル自体はほとんど同じだと思います。
ただ、「生きているけれど、活きていない」状態になるのは、自分を愛せていないことが深く関わっています。
自分を大切にしている人は、周りを大切にできます。
人間関係が充実することは、生活する上でとても「重要なファクター」です。
充実した生活をおくるために必要なことは「自分を愛せる」かどうかだということです。
そこで、自分を愛せない人の「原因」と「特徴」、そして「自分を愛するための3つの方法」をご紹介していきましょう。
自分を愛せない原因とは?
自分を愛せない原因とはどのようなものでしょうか?
実は、人間の性格というものは幼少期の経験などで決まると言われています。
「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、「幼少期の経験」はそれだけ心理に影響を与えるものなのです。
そのため、「幼少期の経験」に原因をもとめることができるということです。
では、どのような出来事が原因だということができるのでしょうか?
実は、はっきりとした答えがあります。
「自然な状態の自分でいることを禁じられた経験」です。
子供にとって親や先生は「絶対的な存在」です。
子供は、親から見放されると「生存の危機」にかかわることを直感的に思っています。
先生から親にマズいことを言われると困るわけです。
そのため、親の言うことは子供に大きな影響を与えます。
そして、「条件付きの愛」を親から受けると自分を愛せなくなっていきます。
条件付きというのは、
[list style = “star”]
- 〇〇したら愛さない
- 〇〇しないと愛さない
[/list]
ということです。
例えば、「ピアノのレッスンに行けばいい子、行かなければ悪い子」などです。
あらゆることに対して、強制的に「自分とは異なる基準」がもうけられていくのです。
そこに、「自然な状態の自分」はありません。
要は、いやいや何かをやらされるということです。
このようなメカニズムによって、自分を愛せなくなっていくわけです。
ポイント
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注意したいのは親は「よかれ」と思って行っているということです。
誰だって、自分の子どもに対して悪意をもって接するわけがありません。
ただ、「よかれ」と思っていたとしても、いつもいい結果になるとは限らないということです。
「処世術」だと思っていたのかもしれません。
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自分を愛せない人の心理
本来の「自然な状態の自分」からずれていくことによって、自分自身を大切にできなくなっていきます。
自分自信を大切にできないということは、あらゆることを大切に感じられないということです。
関係性のあるものすべてを大切にできなくなっていくのです。
例えば、仕事にしても恋愛にしても必ずそこには他の人が介在します。
本来、誰かの役に立つことは充実感のあるはずです。
また、部屋が極度に散らかっていたりするのもそうでしょう。モノを大切に使うということに対しても同じことが言えるのです。
自分を愛せない人は、他人を愛せないため「生きているけれど、活きていない」状態になっていってしまうのです。
誰とも繋がっているとは心から思えない状態、つまり「孤独」になっていくということでもあります。
孤独の克服については「孤独が寂しい心理と辛いときの対処法3つを大公開!」を参考にしてみてください。
自分を愛するための3つの方法
では、自分を愛せない人は変わることはできないのでしょうか?
そんなことはないです。
物事は原因が分かっていれば、解決に自ずと導かれて行くものなのです。
自分の感覚をとり戻すことは「感じる力」を養うということです。
あわせて「感じる力を取り戻すことで、97%幸せになる3つの方法」も参考にするとより効果的です。
それでは自分を愛するための方法を3つご紹介していきましょう。
やりたくないことは一切やらない
やりたくないことをすることは、自分を否定する行為です。
自然な状態を消している行為です。
生活の中で、やりたくないことをやっているのであれば、少しずつやめていってください。
何をすればよいのかは考えなくていいです。
これを実践していると世の中はたくさんこういったものが蔓延していることが分かります。
人間関係においてもそうです。付き合う人は自分で好きに選んでいいということです。
「人間関係を断捨離してリセットを3分でしよう!」では人間関係の整理について詳しくご紹介しています。
世の中の基準には冷徹な目で見る
これは外の基準を疑うということです。
本来の、自分の基準を増やしていくトレーニングです。
あなたの心の中に入っている基準は「外の基準」を受け入れたものです。
正確には、受け入れざるを得なかった基準です。
極端な話、「外の基準」をすべて否定したならば、他の基準でものを選ぶことになります。
例えば、お金持ちは「1000万円以上」だという基準が外から入ってくるとしましょう。
このようなときはには
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- 「なぜ1000万円なのか?」
- 「それで何を買うのか?」
- 「欲しいものが何なのかで決まるのでは?」
- 「お金がないけどハッピーな人がいるのを知ってるけど?」
[/list]
など相手の意見に対して冷徹な視点を常に持っておきましょう。
「外の基準」はいつも冷徹に接するようにするということです。
環境を変える
人間は「環境の生き物」です。
環境によって「性格」や「振る舞い」は変わってくるものなのです。
例えば、「自分を愛せる人」のコミュニティの中に入っていくなどです。
「お金持ち」でもいいです。
自分が欲しているものを、すでに持っている人のコミュニティに入っていくということです。