実家依存症の妻の原因と特徴はどのようなものなのでしょうか?「実家依存症」とは、いい大人になっているのに「メンタリティ」が実家にべったりなことです。
「親」と「子供」が友達のような関係になっている状態です。
「親」と「子供」の仲がいいこと自体は、悪いことではないと思います。
しかし、精神的に自立できていないことによって問題が生じてきます。
例えば、結婚している人なら「離婚の原因」になったり、結婚すらできない人たちが急増しているのです。
要は、パートナーに呆れられるのです。
しっかりとした家庭をつくることができないメンタリティの女性が急増しているわけです。
そこで、実家依存症になる原因と特徴について説明していきたいと思います。
家庭依存症のママの原因
では、なぜ「家庭依存症」のママが増えているのでしょうか?原因はどのようなものなのでしょうか?
実は、原因ははっきりとしています。
それはママの「自尊心」が低いからです。
では、なぜ低くなったのでしょうか?
子供の頃に「そのままの自分」を否定されたことがあるからです。
例えば、
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- 〇〇しないとダメな子
- 〇〇するといい子
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などのことを言われて育った可能性が高いということです。
子供にとって親は絶対な存在です。
親から見捨てられるということは存亡の危機だからです。
大人になって、自分とは異なる意見をつきつけてきても「え?イヤだよ。」で終わりです。
しかし、子供の場合はそうはいかないのです。
子供にとって親のご機嫌ととることは、ひとつの「葛藤」です。
なぜなら、自分は本当はこう思っているのに、親の言うことは絶対であるという板挟みになっているからです。
親のご機嫌をとり、親の言うことに引きずられると「親の欲求=自分の欲求」というような感覚になっていきます。
親を喜ばせるための価値基準になるのです。
例えば、ピアノを習っていてもピアノを弾く自体の喜びよりも、親に認めてもらう喜びのためにピアノを弾くのです。
「絶対的な存在の親」に対して自分を貫くのか、「絶対的な存在の親」の言うとおりにさせられるのかは「親」次第です。
親が子供を「ひとつの人格」としてきちんと尊重していれば、自分を貫くということを自然と選択していきます。
余計な干渉をしないので、当たり前といえば当たり前です。
そして、それが精神的に自立する大きな第一歩になるのです。
しかし、近年の現状をみれば「おおくの親が子供の人格を認めずに尊重してこなかった」ことが事の発端になっているといえます。
このようなプロセスにより、いつまでたっても親から離れられないメンタリティになっていくのです。
実家依存症の妻の特徴
そして、「実家依存症の妻」は「精神的な距離」「物理的な距離」ともに実家に吸い寄せられていくようになります。
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- 「実家に毎日のように連絡している」
- 「相談事は旦那よりも、まずは実家」
- 「旦那がいないときは基本的に実家で過ごす」
- 「子育てを実家の人が日常的に手伝う」
- 「デートに親を連れてくる」
- 「実家からカネをもらっている」
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挙げればキリがありませんが、このような行動をとるママは「実家依存症」の人でしょう。
心が夫にはなく、実家へいっている状態です。
そして、実家もこのような妻のメンタリティは大歓迎なのです。
「共依存」な状態です。
また、夫とケンカになったときにおいても「私には実家という居場所がある」ということを盾にとり高飛車な物言いを平気ですることもあるようです。
夫からすると、たまったものじゃないはずです。
親子の強い絆は甘くみてはいけないということです。もちろん、「いびつな絆」なのですが。
近年の「離婚件数」が増えていることに大きく影響を与えているひとつの要因でしょう。
あなたの身のまわりの実家依存症のママはどうでしょうか?
さらに詳しく実家依存症の人について知りたい方は「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」を参考にしてみてください。
実家依存症の原因が「自尊心が低い」ということはすでに述べたとおりです。
実家依存症の妻への対処方法
あなたが実家依存症の妻をもっている夫だった場合はどのような対処方法があるでしょうか?
またあなたが実家依存症の妻の場合はどのような対処方法があるでしょうか?
強制的に、実家からの距離をとる以外の方法はないでしょう。
例えば、住む場所をかえて簡単には実家には帰れない環境をつくりだすということです。
そして、近所のママ友などと付き合うようにしていくのがいいと思います。
実家の距離が近いと必ず入り浸りになってしまいますから。
そして、実家に帰るのは「お盆とお正月」くらいにするべきです。
早い段階でこのような対処をとらなければ、「妻と子供」の関係も「妻と実家」の関係のようなものになっていくことでしょう。