人と関わりたくない心理はどのようなものなのでしょうか?これは病気なのでしょうか?
私たちは、さまざまな人と生活しているわけですから、イライラするときもあります。
近年では、「アドラー心理学」の本がブームになっており、「人間関係」で悩んでいる人が多いことを物語っています。
アドラーは、すべての人間の悩みは「人間関係である」と述べている人です。
人と関わりたくないときは、
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- 「自分ってダメ人間だ」
- 「なんか疲れた」
- 「神経をつかう」
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などのことを感じるのではないでしょうか。
仕事自体をするだけならまったく「苦」にはならないけれど、「あの人」がいるとモチベーションが下がるなんてことはよくある話です。
おそらく、他の人も同じようなことを感じているのではないでしょうか。
アドラーが述べたように、対処の仕方をしっかりと学んでいないと「人間関係」はこれからもずっと私たちの頭を悩ませます。
そこで、今回は「人と関わりたくない心理」について詳しくご紹介していきたいと思います。
人と関わりたくない時の心理2つは?
そもそも人と関わりたくないのはなぜなのでしょうか?
実は、これに対する答えははっきりしています。
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- 「〜しなければならない」
- 「〜あらねばならない」
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というものが強迫観念のように、あなたにまとわりつているからに他なりません。
どれだけ「聖人君子」になったとしても、関わりたくない人はいます。
私たちに関わりたくない人がいるのは、むしろ当たり前すぎることなのです。
本来は、付き合う人を「選択する権利」があるのです。イヤな人なら付き合わなければいいだけの話なのです。
ただ、上記のようなもので頭がいっぱいな状態だと「我慢」をして付き合おうとしてしまうのです。
我慢をしすぎると、だんだん病んでくるのです。自分をがんじがらめにして傷つけまくっているからです。
これらは、常識という「基準」に収まろうとするベクトルでありしっかりと働いているわけです。
そして、この基準から外れるようなことをするなら「自己劣等感」に苛まれるように感じてしまいます。
また、そこには「恐怖」もあることでしょう。
だからこそ、なかなかそこから抜け出せないようになっているわけです。
簡単な話は、やりたくないことを無理やりしようとする心理が働いているということなのです。
他の人にどう思われているのだろうか、嫌われていないのだろうかなどを過度に気にしてしまうということでもあります。
たとえば、周りの人を気にして「退社する時間」をみはからうなどのことを無意識にしている人は多いのではないでしょうか。
嫌われる人については「嫌われる人の特徴3つ!あなたの心理も診断してみて?」で詳しくつづっています。
反対に、やりたいことを一緒にやる人は、「大切な仲間」になってはいるはずです。
Column
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書店では「人生で後悔する10のこと」みたいな類の本が並べられているのを見たことはありませんか?
この本の中では、「自分らしく生きれば良かった」という後悔がランクインしています。
これは「〜あるべきだ」という他人基準で生きてきたことに対する後悔です。
人生の最後の最後までこれは重要なテーマなのです。
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人と関わりたくないを克服するには?仕事では?
では、どのようにすれば人と関わりたくないという心理を克服することができるでしょうか?
克服するには、
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- 「〜しなければならない」
- 「〜あらねばならない」
[/list]
というものをすべてやめてしまおうということです。
そして、これらは「親」や「学校の先生」から習うようなことなために、ついつい受け入れがちになるのです。
もちろん、「親」や「先生」は悪意があってやっているわけではなく、むしろ「善意」でやっているのです。
基準は疑っていい
上記の2つは常識という「基準」に自分をすっぽりと合わせようさせるものです。
世の中には、たくさんの基準を私たちに提示してきます。あなたはこのような「基準」に飲み込まれていませんか?
親や先生が言ったことや、「テレビや雑誌」の言うことをもっと疑っていいのですよ。
〇〇カーストなんて、とても分かりやすい例ですが、こんなものを受け入れて「右往左往」していてはいけません。
なぜなら、場所や時代によって変わっていくものだからです。流行もののように、すぐに廃れるということです。
正しい基準はどこか外にあるのではなく、あなたの中にしかないのです。
外の基準を受け入れてしまうと自分を傷つけて「自尊心」を下げることになります。
自尊心については「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」を参考にしてみてください。
劣等感を褒める
あなたも「劣等感」を感じることがあるのではないでしょうか。
これは「ある基準」を満たしていない「自分はダメだ」ということから湧き上ってくる感情です。
この自分の中でダメだと思っていることを疑ってみてください。そして、ダメじゃない理由を3つ見つけてください。
例えば、お金がないと思っている人なら
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- 「生活には困っていない」
- 「見栄をはらないから大丈夫」
- 「死ぬことはない」
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などでいいということです。
このようにしていると自分が劣等感を抱いていたことが、別にそうでもないことに気づくはずです。
そして、やっていくうちにまったく気にならないようになるはずです。
基準を疑い、間違った基準にハマっていた自分を「褒める」ことによって克服していくことが可能なのです。