頑張れない心理的理由とはどのようなものでしょうか?
頑張れないときは、「頑張れない自分」がイヤになってしまうことでしょう。
例えば、
[list style = “star”]
- 「がんばんなきゃ」
- 「逃げてしまう」
- 「気合いを入れなきゃ」
[/list]
などと感じたことって誰でもあると思います。
このような思考の「堂々巡り」でいると生活が充実するはずもありません。「自己嫌悪」がヒドくなりすぎて「心の病気」になってしまう可能性すらあります。
おそらく、あなたの周りでも「がんばる」ことが当たり前のように使われているはずです。しかし、これこそが「根本的な問題」であるということを認識しなければなりません。
だからか、つられて頑張ってしまっているうちにどうしていいのか分からなくなってしまうのではないでしょうか。
「がんばる」のは当たり前すぎることであり、日常生活でも何気なく使われているために、あまり疑ったことがないのではないかと思います。
そこで、本当の意味において「頑張る」とはどのようなことなのかをご紹介していきたいと思います。
頑張る心理的理由
頑張る必用があるとか、頑張らなければならないという心理的理由はどのようなものでしょうか?
実は、とてもシンプルで「イヤなことを無理やりにでもする」ということなのです。
この中にいるということは「生き地獄」の堂々巡りだと言えるでしょう。なぜなら、自分を押し殺しているからです。
堂々巡りとは、「イヤでもやりとげる!」と常に自分に言い聞かせている状態です。
簡単な話は、「我慢をしてでもやる!」ということになり「ガマン大会」になってくるでしょう。
目の前にはイヤなことが山積みになっているはずです。そして、1度その中に足をふみ入れるとなかなか抜け出すことができません。
なぜなら、周りがそういう人ばかりに囲まれてしまうからです。抜け出すことができるとしたら「身体的に限界」が来たときくらいでしょう。
徐々にではあるかもしれませんが、このような考え方が確実に「心身を蝕んでいく」ことは間違いありません。
人間は、まさか自分の目の前のことがハッキリと「おかしい状況である」とはなかなか思えないのです。ただ、「身体は正直」ですからどこかではおかしいと感じてはいるのですが。
このような世界を象徴した言葉が「がんばる」ということなのです。そして、頑張れないと感じるのは「しごく当然」のことだということです。
さらに進んで言うと「頑張らない自分」こそが正しいあり方なのです。もし、頑張らなくていいと確信できたら「肩の荷」が下りることでしょう。
やりたいことは頑張る必用がゼロ
では、やりたくないことをするのが頑張ることだとしたら、反対に「やりたいこと」はどのようなことなのでしょうか?
自分のやっていることの中で
[list style = “star”]
- 「やりたくないこと」
- 「やりたいこと」
[/list]
を見分けるためにもとても便利です。自分の行為を「色分け」してみるんです。
実は、これもシンプルなことで「やっちゃっていること」なのです。笑 (やっちゃっているってw)
頑張るということが「ゼロ」なのです。やることを特別に意識しなくてもやっちゃっていることなのです。
例えば、コンビニにジュースを買いにいくのってやっちゃっていることです。
また、朝起きてトイレに行くことだってやっちゃっていることです。夜通しでゲームをやることだってやっちゃうことでしょう?
朝起きてトイレに行って帰ってきたところで「がんばったね」なんて言われたら困るでしょう。笑
このように、どうしてもやっちゃっているようなことに、「頑張る」とか言いません。
そして、このようなことこそが「やりたいこと」だということです。
まとめ
[box color = “lred”]
「やりたくないこと」 = 頑張る
「やりたいこと」 = やっちゃってるw
[/box]
あなたの選択肢2つ
あなたには選択肢が2つあります。
[list style = “star”]
- 「それでも頑張る」
- 「やりたいことをする」
[/list]
という2つの選択肢です。
それでも頑張りたいという方は頑張ればよいと思います。前述したような「堂々巡り」の中を自分が納得できるまで思う存分やってみればいいと思います。
自分が納得できないことはできませんからね。
やりたいことをするなら「頑張らない」ということになるでしょう。頑張っていることをどんどんと減らしていくことになるでしょう。
簡単な話は、日常生活のすべてが「やっちゃってるw」ことにするための一歩を進むということです。
自分を押し殺す必用がないために、「自尊心」は高くなっていくことでしょう。自尊心については「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」で詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。
自尊心を高めることで、やりたいことを選択することができる側面もありますので「要チェック」ですよ。
この2つの「折衷案」もありますよ。
頑張ることと頑張らないことの「割合」を変えていくという方法です。
自分がちょうどいいと思うようなところで手をうつということです。
「やりたくないこと」と「やりたいこと」のハイブリッドで、ちょうどいいところに落ち着けるというわけです。