自分を愛する心理はどのようなものでしょうか?
人生において、自分を愛することができるのかできないのかでは「大きな差」が出てきます。
自分を愛することができなければ、
[list style = “star”]
- 「他人を大切にできない」
- 「愚痴や不満が多くなる」
- 「充実感が得られない」
[/list]
などのことになってしまいます。
自分を愛することができていない人の人間関係は「建前」だけのものになるでしょう。
表面上は問題がないように見えますが、「薄っぺらなもの」だということです。
反対に、自分を愛することができれば、他人を大切にできます。
人間関係がうまくいくということは、だいたいうまくいくということです。アドラーは人間の悩みは「人間関係」だと言っているくらいですから。
そこで、今回は自分を愛するためにはどのようにすればよいのかをご紹介していきたいと思います。
自分を愛せない心理的トラップ
自分を愛せないというのは、実はとても自然なことです。
自分を愛せている人の方が、かなりの「マイノリティ」ではないでしょうか。
おおくの人が自分を愛せないというのは、「トラップ」にかかってしまっているからなのです。
では、どのような「トラップ」なのでしょうか?
それは「条件付きの愛」です。
例えば、
[list style = “star”]
- 「〇〇すると愛する」
- 「〇〇しないと愛せない」
[/list]
という条件が設けられることが多いです。
実際に「世間の価値観」では、偏差値の低い大学を出ているというだけで軽んじられてしまいます。
このような世間の価値観が、「家庭」や「学校」に反映されているということなのです。
世間の価値観は、このようなことだけではなく「ありとあらゆること」に関して語られています。
条件を満たす人は「良いヤツ」で、満たさない人は「悪いヤツ」だということなのです。
子供は誰かから認められたいと強く思っていますから、進んでこのような「条件」を満たすように頑張るでしょう。
ここには自分が好きなのかどうかという「主体的な基準」はありません。これが自分を見失ってしまう第一歩です。
ちなみに、いい条件を満たしてして「良いヤツ」になっても充実感は得られません。
この土俵にのぼってしまうと、「自分の好き嫌い」という選択基準ではないために、基本的に「イヤなこと」をすることになるからです。
また、「幸せ感」も得られにくいでしょう。なぜなら幸せ感とは「主観的」なものですから、「客観的」にどうのというのではないからなのです。
イヤなことを当たり前のようにしているということは、自分を押し殺しているということです。どこかでは、うすうす気づいているはずですが。
自分を愛するというところから「一番かけ離れたところ」でいるということです。周りの人を大切にできるようになるどころではありません笑
下手すると、周りの人を敵くらいに思ってしまうのではないでしょうか。
でも、これははっきり言ってしまうと、イヤなことをすべてやめれば自分を愛することができるようになります。これはマジです。
簡単な話は、これだけなのです。
自分を愛する方法3つ
では、どうすれば自分を愛せるようになるんでしょうか?それは以下の3つにまとめられます。
[list style = “star”]
- 「イヤなことをやめる」
- 「常識はウソだと思う」
- 「環境を変える」
[/list]
それぞれ詳しくみていくことにしましょう。
イヤなことをやめる
イヤなことをしていると、身体から「拒否反応」が出てくるはずです。
イヤなことをしつづけていると、拒否反応の結果として「病気」になったり「鬱」になったりします。
このように、自分を大切にできていないと、自分の周りのモノや人に対しても大切にすることができません。
部屋が散らかっているのかどうかはその人の「心のバロメーター」なのです。
ただ、病気になったり鬱になった人はラッキーです。なぜなら、自分を改めないといけないと強く思うことができる「機会」をゲットしたのですから。
このような「機会」でしっかりと自分を見つめ直し、イヤなことをすべてやめると人生変わると思います。
だから、あなたにやっていただきたいのは「イヤなことをやめる」ということです。
もっというと、自分のやっている行為の中で「イヤなことかそうでないか」の色分けをしてみてください。
正直なところ、イヤなことをやっているという意識すらないとなるとここから抜け出すことはキツいですから。
また、イヤなことに限らずイヤな人とは極力関わらないようにした方がいいでしょう。
「人間関係を断捨離してリセットを3分でしよう!」では人間関係の整理について詳しくご紹介しています。
常識はウソだと思う
まず、常識をウソだと思ってみることも有効です。
常識というのは、あなたがよりよく生きていくためには、基本的には不要な価値観です。笑
だから常識をウソだと思うと同時に、常識は受信しなかったらいいだけの話なのです。
一番簡単なのは、テレビは見ないということです。テレビは「常識」を垂れ流すためだけのツールですからね。
私もテレビは「ゼロ分」の人です。w
オークションに出品してそのお金で普段やらないことを1つしてみることの方が、あなたの人生においてよほど大きな意味があります。というか「記念日」になるのではないでしょうか。
これは同時に自尊心を高めるということにもなっています。自尊心については「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」で詳しくご紹介しています。
環境を変える
人間は「環境の生き物」ということができます。
環境によって「性格」や「立ちふる舞い」はなどは変わってくるものなのです。
例えば、「自分を愛することができる人」のコミュニティの中に入っていくなどです。
「お金持ち」でもなんでもいいです。
自分が欲しているものを、すでに持っている人のコミュニティに入っていくということです。