雑談力をつけるための心理的テクニックはどのようなものなのでしょうか?
雑談とは、盛り上がるときもあれば完全に「沈黙」のようになってしまうこともあります。
雑談力をつけたいなら、
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- 「何を話せば…」
- 「気まずい空気…」
- 「どう思われてる?」
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などのことを感じるのではないでしょうか。
雑談力があれば、「商談」をスムーズにすすむこともできます。また、「友達」や「親友」になる前には雑談があるのも事実です。
ということは、雑談力があるということは「人間関係」がうまくいくための「基本的な要素」であることが分かります。
反対に、雑談力がなければ「ビジネスパートナー」になってくれないばかりか、「友達」もできなくなるでしょう。
雑談力があるのかないのかで「天と地ほどの差」が出てきてしまいます。
そこで、今回は「雑談力」を高めるための心理的テクニックをご紹介していきたいと思います。
雑談力がある人とは?
雑談力がある人とはどのような人でしょうか?
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- 「もの知り?」
- 「面白いネタを持ってる?」
- 「ハキハキしてる?」
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などのように思われるのではないでしょうか。
第三者の目から見ると特にスゴいなあと感じるのではないでしょうか。しかし、これらは「雑談力がある人」ではないのです。
雑談力がある人というのは実は、相手の「鏡」になれる人のことなのです。
つまり、上記が挙げたようなものではなく「聞き上手」になるということなのです。
昔から「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように人は「自分と似ている人」を好きになるようになっているのです。
例えば、「ギャルはギャル」で「清純系は清純系」でグループをつくっている光景をあなたもよく目にすると思います。
また、「年収」などにも言うことができて「同じくらいの年収」でグループをつくるものです。
相手の鏡になるということは相手に「自分と似たヤツ」だと思わせるということです。
だからこそ、最高の話し上手は「最高の聞き上手」のことなのです。
雑談力をつけるために「ユニークなネタ」をどこかから仕入れる必要はないばかりか、それは逆効果になります。
なぜなら、相手が知らないネタのようなものだと「ふーん」で終わりで雑談はキャッチボールにならないからです。
相手から話のネタをひき出すため、ネタなんていらないということなのです。
次は、相手から話のネタをひき出して「聞き上手」になるためのテクニックをご紹介したいと思います。
Column
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これから紹介するテクニックを私自身が使ってみようと思っていたことがあります。
ある女の子とお茶しているときに意識的にやっていたことがあります。
普段よりもかなり食いつきがよかったので、今でも印象に残っています。
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雑談力をつけるための心理的テクニック3つ
雑談力をつけるためのテクニックは3つに分類できます。
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- 「バックトラッキング」
- 「ミラーリング」
- 「ページング」
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それぞれ詳しくみていくことにしましょう。
バックトラッキング
会話のネタはこのバックトラッキングを使う限り、「無限」に膨らんでいきます。
なぜなら、「相手のネタ」をもとにふくらませていくからです。
そして、それらは相手がすべて「興味津々のネタ」ばかりなのです。
バックトラッキングは相手の「後を追う」というやり方です。相手があなたの「知らない趣味の話」をしたとしましょう。
相手 : 「休みの日はカメラを持って出かけるんですよね」
あなた: 「へー、何年代のがいいんですか?」
相手 :「70年代くらいのがいいだよね」
あなた : 「へー、70年代って尖っていたメーカーとかがあったんですかね?」
相手 : 「そうだね、今もそうだけど〇〇ってメーカーがいいだよね」
あなた : 「他のメーカーと大きく違うとこってあるんですか?」
など相手の言ったことを「種」として会話を育てていくというイメージです。
ミラーリング
これは相手のしぐさを自分もマネをするとことです。
例えば、相手が足を組みかえたりしたときに、後で自分も足を組みかえるということをするわけです。
このようにすることによって相手の無意識は「類は友を呼ぶ」効果によって自分の仲間であるとみなすようになります。
ただ、まずは相手を信用していないと「信頼関係」は生まれません。人を信用できないと感じるようなら「人を信用できない心理!人を信じるための2つの方法!」を参考にしてみてください。
仲良くなる気があるのかどうかが、何よりもまずは大切だからです。
ページング
ページングは相手の「会話のスピードや大きさ」、「呼吸のスピード」、「口調」などをあわせるということです。
簡単な話は、「自然と無意識」にやっているようなことです。
無意識でやっているようなことをあわせることによって、無意識には「あなたの仲間ですよ」と思わせることができるのです。
これらのことをあわせて実行してみると相手は高い確率であなたに「親近感」をわきます。