意地悪する男性と女性の心理とはどのようなものでしょうか?
私たちは社会の中で生活しているとさまざまな人がいることを知っていると思います。
なかでも、「誰かの悪口を言う人」「足を引っ張っぱる人」などの意地悪をする人は、必ずある一定の数います。
たとえば、自分がメンバーの中でせっかく頑張っているのに意地悪をしてきた人がいることでしょう。
または、この人はどうしてあの人に意地悪するのだろうか?と客観的に疑問に思ったこともあると思います。
この種の人と関わっているとめんどくさいというのが、正直なところでしょう。
なぜなら、人生に何の果実ももたらしてくれないからです。むしろ毒キノコのようなものです。
そこで、意地悪する人のメンタリティをツルツルの丸裸にしていきたいと思います。笑
「出る杭は打たれる」などの日本人の特有の心理についても言及していきます。
人間にもある縄張り意識
動物はほとんどの場合、集団で活動しています。
人間は動物の一種ですから、集団で活動するのがほとんどです。
これは、厳しい弱肉強食の環境でより長生きさせるためには集団で行動することが大切だったのです。
たまに一匹オオカミもいますが。笑
動物を見ていると、ある一線を超えると集団から攻撃されることになります。
縄張りに踏み込んだためです。つまり、敵だと見なされたのです。
ここを超えると「敵」だと見なされるレッドラインがあるのです。
目には見えませんが、私たち人間にもクモの巣のように縄張りがはり巡らされています。
メンバーの人たちが心地いいと感じるところが、いわば縄張りなのです。
例えば、年収300万円の人がいたとします。
その人の縄張りは年収300万円なのです。
そして、年収が300万円をはるかに超える年収1000万円のような人は、レッドラインを超えて縄張りを荒らす「敵」なのです。
動物の本能から年収300万円という縄張りを死守しようとするのです。
持たざる者が、持つ者を攻撃する
縄張りにはレベルがあります。
どのレベルで縄張りを張っているかということです。
世の中には、ざっくりとですがレベルに基準を設けています。
例えば、お金持ちの定義は年収1000万円とよく言われています。
また、学歴は「東大」をトップとし「早慶」「旧帝大」「MARCH」などのレベル順でまとめています。
このような世の中の基準を余裕シャキシャキで受け入れている場合においては、このレベルが異なることが縄張りを荒らすということになります。
正確にはレベルが下の人の中に、レベルの上の人が混じってくると下の人の心理は、縄張りが荒らされた状態になるのです。
そして、自分を防衛するために本能的に意地悪をしてしまうのです。
相手を攻撃する理由はなんでもよくて、とりあえず攻撃するのです。
私の職場で新しい仲間の歓迎会として、飲み会を行ったことがあります。
その新しい仲間は何やらスポーツで日本のトップ選手らしく、さっそくちやほやされて人気者になりました。
そのとき、職場のボスが明らかに不機嫌になり出しました。
後日、ボスの彼女が飲み会終わった後も機嫌が悪くて大変だったと嘆いていました。
新しい仲間が日本でトップではなく、小さな街でトップとかならおそらく歓迎されたのでしょう。
このようなことは、あなたの周りでも起こっていることではないでしょうか?
また日本は街が山々で囲まれているために横並び意識が育ちやすい土壌があることも、ひとつの要因としてあるのでしょう。
「出る杭は打たれる」とはこのようなメカニズムが働いているのです。
さらに、意地悪する人の心理を「自尊心」という文脈から知りたい方は「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」を参考にしてみてください。
自尊心のレベルが、縄張りのレベルでもあるからです。