貧乏揺すりの原因と心理はどのようなものでしょうか?
この間、図書館で私の隣にいた人が「貧乏揺すり」をしていて、こちらもなんか気分が悪くなってきてイライラしました!笑
さらに、貧乏揺すりは無意識でやっているために本人は、周りに迷惑をかけているなんて「つゆ程」も思っていないのです。
正直、このような人とは一緒の空間でいたくありません。あなたも、このような経験ありますよね?
貧乏揺すりをする人がまわりにいるなら
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- 「イライラしてるのか?」
- 「ソワソワしてる」
- 「落ち着きがない」
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などのことを感じるのではないしょうか。
もし、貧乏揺すりをする人がいてやめてほしいときでも、自分が貧乏揺すりをやめたい場合でも心理をよみといておく必用があります。
実は、貧乏揺すりをしている人は心を病んでいく可能性があり、対処をしておかないと後々「危ないこと」になるかもしれません。
そこで、今回は貧乏揺すりをする人の原因を「物理的なもの」と「心理的なもの」に分けて詳しくご紹介していきたいと思います。
心理的なものの場合は、「心理学的知見」を用いて説明していきたいと思います。
貧乏揺すりの原因3つ
貧乏揺すりの物理的な原因は3つです。
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- 「血行促進」
- 「筋肉疲労」
- 「カロリー燃焼」
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血行促進
私たちの身体は、「同じ状態」のままでいることを嫌います。
なぜなら、同じ状態でいると血行が悪くなり、細胞が死んでしまうからです。
だから、デスクワークをしていたとしてもお尻を動かしたりして少し姿勢を変えます。細胞が死なないようにするためです。
もっとも、これは無意識が行うために本人は気づいていませんが。
もし、同じ姿勢だけをさせられるなら「エコノミークラス症候群」になってしまうのです。血流がつまってしまうのです。
筋肉疲労
運動をすると筋肉が疲れたプルプル震えることがあります。
例えば、長時間のランニングをした後には筋肉が疲労困憊になり、プルプルなりますよね?
これは、運動をすることによって「乳酸」がたまり、たまったものを流すためにプルプル震えるのです。
貧乏揺すりをしている人は、激しい運動をしたのかもしれません。
カロリー燃焼
とりすぎたカロリーを消費するために、無意識で貧乏揺すりをしてしまう場合です。
しかし、世の中を見渡してみると「デブな人」が貧乏揺すりをしているというわけではありません。
しかも、貧乏揺すりをすることの「カロリー消費量」は微々たるものなのです。
貧乏揺すりは健康のためというよりも、心理的なストレスを表現していることが多いです。
貧乏揺すりの心理2つ
実は、貧乏揺すりをする心理は2つにまとめることができます。
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- 「イヤなことをしている」
- 「心ここにあらず」
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今やっている行為が「イヤなこと」なために身体がストレスを感じているのです。
その結果として、ストレスを発散させるために無意識で「貧乏揺すり」をしてしまうのです。
人間は常に周りに対して「情報発信」をしているということです。
「勉強中」「仕事中」にやっているなら、やっていることがイヤでイヤで仕方ないのです。
また、「順番待ち」などをしているときは外部的な要因によって「イヤな状態」にさらされています。
人間にとって、イヤだけど無理にやろうとするときは「強いストレス」を感じるようになっているのです。
イヤだけど無理に何かをしている状態は「鬱病」になってしまう可能性が高まっており、鬱病になる前には治しておきたいところです。
「病み期の心理的症状と治し方2つを大公開!あなたは大丈夫?」では治し方について詳しくご紹介しています。
そして、イヤなことをしているときは「心ここにあらずな状態」になってしまいます。
なぜなら、すぐにでもイヤなことからは立ち去りたいと「無意識」では感じているからです。
だから、別のところに意識がいっているのです。
例えば、「早く帰りたい」「〇〇に行きたい」「今日の夜の予定は?」など目の前のこととは、まったく関係のないことを考え始めるのです。
冒頭で紹介した貧乏揺すりをしていた人は、ペンを持って勉強をしていたようなのですが明らかに進んでいませんでした。
このような状態で「ものごと」にとり組んだとしても、まったく効率は上がることはないでしょう。
やりたいことをやっている人と、やりたくないことをやっている人の生産性の違いは「数百倍」も違うという研究データもあるくらいなのです。
もし、仕事でこのような反応をしている人がいたとしたら確実に「できない人」なのです。
Column
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貧乏揺すりの語源は「心に落ち着きがなく、余裕がない状態」から貧乏揺すりと言われるようになりました。
地位の高い人からすると「貧乏人」はせかせかしていて落ち着きがないように見えたのです。
現代でもまったく同じことが言えている、「言い得て妙」な表現だと思います。
自分の心にゆとりがあるくらいがちょうどいいということです。
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