潜在能力をひき出す心理的テクニックはどのようなものでしょうか?
実は、私たちには「潜在能力」が宿っていますが使えている人と、使えていない人がいます。
これは「創造力」をみんな秘めているけどひき出している人と、ひき出していない人がいるのと同じことです。
だからこそ、学校などの教育では「創造力」という言葉がよく使われ、ひき出すことを目的としているところがあるのです。
潜在能力をひき出したいと思っているなら、
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- 「どんな能力がつくの?」
- 「どれくらいつくの?」
- 「ひき出した人って誰?」
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などのことを感じるのではないでしょうか。
創造力を学校でひき出せた人とそうではない人が「圧倒的な差」がついているように、潜在能力についても同様なことがいえます。
そこで、今回はあなたの潜在能力をひき出すための心理的テクニックをご紹介していきたいと思います。
潜在能力をひき出して成功した人たち
松下幸之助
松下幸之助さんが自分が成功できた理由を3つにまとめています。
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- 「学歴がなかった」
- 「貧しかった」
- 「病弱だった」
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通常であれば、落ち込むような「制限」がかかっていました。
もちろん、普通にこのような制限を制限として受け入れていたなら「自分の思い描く世界」はつくられません。
しかし、「制限」をどのように捉えるのかで状況がまったく異なるようになるということなのです。
自分がやらなくても「自分に欠けているピース」を他の人に補ってもらえればいいという発想になったのだと思います。
だからこそ、やってもらえれば人一倍、人に対して感謝をしていただろうし、それに答えようと周りの人たちは頑張ったのだと思います。
このように、成功と言われるものは「制限」から生まれてくることは頭の中に入れておいた方がいいと思います。
私が好きなストーリのひとつです。
フィル・ハンセン
フィル・ハンセンはもともと点描画を描く人でした。
点描画を描くには、「点の大きさ」などを調整するなどの細かい作業を要するものでした。
しかし、ある日、手の震えが始まり病院にいっても震えがとまらなくなってしまいました。
彼は、この壁を「ありのままに受け入れる」ことにしたのです。これまでの自分がやっていたことが完全にできなくなるということを受け入れたのです。
もちろん、震えを受け入れる前まではアートを諦めていたそうです。でも、震えるからこそ、「描ける世界」があるという発想にいたったのです。
そして、今では世界的に有名なアーティストになっているのです。
自分にかかった「制限」があったからこそ、活かしたからこそ「自分の潜在能力」をひき出したと言えます。
潜在能力をひき出すためのテクニック
では、どのようにすれば潜在能力をひき出すことができるでしょうか?
上記であげたように「制限」を受け入れていくということです。
そのためには、自分にかかっているだろうと思われている「制限」を明確にする必要があります。
また、たくさんあればあるほど「ユニーク」になります。
制限とは、他の人は当たり前のように持っているのに自分は持っていないようなものです。
上記の人たちは「病弱」「学歴なし」「貧乏」「手の震え」などのことです。
制限を受け入れたからこそ、出てくる「発想」や「アイデア」があるということです。
ここにはとてつもない「ポテンシャル」があるということなのです。
これは「自分の人生」そのものをユニークにします。自分らしさが出るということです。
また、アイデアが思いつかないときなどにも有効です。例えば、「ビジネスの企画」などのときです。
「自分の分野」と「他の分野」を組み合わせてみるなどのところに価値が生まれることがあります。
例えば、「外食 × エンターテイメント」や「自動車 × アート」など自分のところにはまったくない要素をかけ合わせてみるということです。
ほとんどは「自分の分野での習慣」などを踏まえているという制限があるのではないでしょうか。
だからこそ、まったく関係のないであろうと思われる分野を混ぜてみるのです。
このように、まったく異世界の人だと思われる人と組むことで「新しい価値」が生まれることがあるのです。
人生においても同じことで、あなたに影響を与える人は「まったくの異世界の人」の可能性が高いです。
普段かかわっているような人たちよりも、まったく会ったこともないような人から影響を受ける可能性が高いということです。
例えば、いつも一緒にいる友達に問題を相談するよりも、本などで活字上だけで存在している人から影響を受けることがあるのではないでしょうか。
もし、あなたが何かしらに不満があるなら「自分を見失う心理的要因と、自分を取り戻す3つの方法」を参考にしてみてください。
あなたのことを本当に理解している人は物理的には遠くにいるということでしょうか。
ということは、一番簡単に日々できることは、「異世界の人」の本を読むことなのではないでしょうか。