人たらしになるための心理的テクニックはどのようなものでしょうか?
なぜか「あの人」のところには、たくさんの人が集まってきて高く評価されているのだろ?という人がいると思います。
このような「人たらし」の人を見ると、
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- 「どうしてだろう?」
- 「自分との差はどこ?」
- 「感心する」
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などと感じるのではないでしょうか。
私たちは、誰しも自分は正しいことを行っていてしっかりと頑張っていると思っています。
しかし、結果だけを見ると「天と地ほどの差」が開いていることがあります。
たとえば、同じ能力だったとしても「人たらし」の人の方が出世していくことってあるんです。
下手すると「能力は自分よりも下」にもかかわらず、どんどんと気に入られて出世することもあると思います。
私も「人たらし」の人をみると、「参考にしたい要素」が盛りだくさんです。
そこで、今回は「人たらし」の人が無意識にやっていることをご紹介していきたいと思います。
人たらしの心理的特徴4つ
人たらしの心理的特徴はどのようなものなのでしょうか?
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- 「受けるよりも与える人」
- 「話し上手」
- 「自尊心が高い」
- 「自分にひき込む」
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それぞれ詳しくみていくことにしましょう。
受けるよりも与える人
人間は「受ける人」と「与える人」の2種類で成り立っていると言ってもよいでしょう。
そして、成功している人はおしなべて「与える人」なのです。
さらに、「与える人」というのは基本的にかなりの少数の人たちしかいません。
だからこそ、「受けるより与えよ」というアドバイスがバイブルにあるんだろうと思います!
ただ、頭から抜け落ちてしまっていたり実行できていない人がほとんどなのでしょう。
いつの時代も、「与える人」は少ないからこそ成功法則になりうるのでしょう。
与える人とは、他人のために自分が何をできるのかと常に頭にあり、実際にそれを実行している人たちなのです。
もちろん、私も「与える人」を目指しています。
あなたは誰かに何かを与えていますか?
話し上手
話し上手というのは、多くの人と「信頼関係」を築くことが上手な人のことをいいます。
普通の人は、自分と似た人同士でグループをつくります。
たとえば、ギャルはギャルと、清純系は清純系と、金持ちは金持ちとグループを構成しているのをよく見かけることでしょう。
たしかに、価値観が同じような相手だと一緒にいてとても楽でしょう。
しかし、「話し上手」な人はこのような垣根をこえて、人と信頼関係を構築することができるのです。
簡単な話は、「異なるタイプ」の人たちとも仲良くできるということなのです。
だからこそ、あらゆる方面から人気者になることができるのです。
相手の気持ちを理解し「共感する能力」が高いからこそ、このようなことができるんだと思います。
自尊心が高い
人たらしは自尊心がとても高いです。
自分のことを全面的に肯定しています。だからこそ周りの人たちを肯定することができるんです。
自分のことを大切にできているということは、相手も大切にすることができるのです。相手に敬意があります。
自尊心が高いと、人を否定したり、ネガティブな言葉を使ったりはしないということです。
自尊心が高い人は、人を信頼し、ポジティブな言葉を相手にも使っているために相手が寄ってくるのです。
人間関係には、良きにつけ悪しきにつけ絶えず「ミラーニューロン」が働いています。
だから、「ポジティブな人」のところにいけば元気をもらえたり楽しかったりするので、勝手に人が寄ってきて人気者になるということです。
反対に、「ネガティブな人」のところからは人は去っていくばかりでしょう。嫌われていき「ひとりぼっち」になるでしょう。
嫌われる人については「嫌われる人の特徴3つ!あなたの心理も診断してみて?」で詳しくつづっています。
自分にひき込む
自分の仲間にひき込むのがとても上手です。
相手を自分ににひき込むというのは、「自分の陣地」に相手をつれてくるということです。
「自分のムード」にするのがとても得意なムードメーカーでもあります。
仲間にひき込まれると、「内輪の遊び」に連れていったりしてくれます。
相手と「近い距離感」になることがとても上手なんです。
私自身が、いろんなところへ連れていってもらったことがあります!
プライベートでどこかへ連れていってくれたりして、まるで「男女のデート」かのようです。
実際に、女子からもモテます。かなり当たり前のことですが。だから、「何かをしようという企画」をよく思いつきます。
なぜ、人たらしになれない?
人たらしの心理的な特徴を抽出しているものはたくさんありますが、なぜ人たらしになるのは難しいのでしょうか?
何が難しくしているのでしょうか?
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- 「受ける人に影響される」
- 「自分を見失う」
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子供のころは、周りの人たちに自分の出来る限りのことを与えたい!と思っています。与えたいという感覚は誰でもあるということです。
しかし、周りの人が「受ける人」ばかりなら自分のそれに影響されて「受ける人」になってしまうということです。
周りにどう思われているのか、嫌われていないのか?を過度に意識したりするようになるでしょう。
他人が「主」で自分が「従」となり自尊心はさがっていくでしょう。
自尊心については「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」で詳しくつづっています。
そして、1度「受ける人」になると「与える人」に舞い戻るというのが難しくなってくるんだろうと思うんです。
本来持っているものを見失っていくといってもよいでしょう。簡単な話は、自分を見失っているということです。
自分を見失っていると感じる人は「自分を見失う心理的要因と、自分を取り戻す3つの方法」を参考にしてみてください。
自分を取りかえすことで、「受ける人」から「与える人」に舞い戻ってくることができるでしょう。