幸せになりたいというのはどういうことでしょうか?
誰しも、「幸せな人生」を送りたいと思っているのは当然のことです。
たとえば、幸せそうな人を見ると私もあぁいうふうになりたいと思うのはとても自然なことです。
何かを達成したり、木漏れ日が気持ちよかったり「幸せの形」はさまざまだと思います。「何気ない幸せ」もあるということです。
ただ、日常生活の中で「幸せ」を感じている人はあまり多くはないのではないでしょうか。
幸せになりたいと感じているなら、
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- 「どこに行けばいいのか?」
- 「何を選択すればいいのか?」
- 「どこかから来ないかな?」
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などのように感じるのではないでしょうか。
つまり、「幸せな状態」というものを探していたりするのではないでしょうか。
ただ、幸せになりたいということをしっかりと考えておかなければ「騙される可能性」さえあります。
そこで、今回は幸せになりたいということについて詳しくご紹介していきたいと思います。
なぜ、幸せになれない?
世の中は、あなたを「不満足」にさせようとすることに躍起です。
なぜなら、不満にさせることができれば何かを買ってもらえる「チャンス」になるからです。反対に、「満ちたりたような人」がいてもらっては困るともいえます。
たとえば、あなたの家の中にはどうして買ったのか忘れてしまったような「シロモノ」が転がっていることはないでしょうか?
また、消費をすることによって「日々のストレス」を発散しようとする人も多いでしょう。会社の引き出しに「お菓子」をたんまりと突っ込んでいる人もいます。
このように、人を不満足にさせる「ベクトル」というものは世の中には確実に働いています。
このようなベクトルに少しでも流されるなら、なぜ自分は幸せではないのか?と煩悶しはじめるのです。
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- 「仕事がもっとうまくいけば」
- 「お金がもっとあれば」
- 「体力がもっとあれば」
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とさらに頑張ろうとするわけです。これらはもっと幸せになりたいというものの「具体的な思い」と言ってもいいと思います。
未来にはより「大きな果実」があるはずだと、今を犠牲にしていることを正当化することにもなります。「今を楽しむ」という視点が抜け落ちてしまうのです。
ぶっちゃけ「不満足」でしかないのにもかかわらず、そういう状況に置かれている自分をどうにかして「正当化」するのです。
「これだけ犠牲をはらえば後で楽ができる」とか「これだけ犠牲にしているのは家族のためだ」とかもう理由とかハッキリ言ってなんでもいいんです。
経済が「成長」しているときならまだしも、これからは経済は「縮小」していくことが明らかです。なぜなら、「労働人口」が減りますし、高齢者が増えるという社会だからです。
簡単な話は、「生産する人」が減っていき、「何も生産しない人」が増えていくのがこれからの時代です。「果実」は小さくなっていくばかりです。
いい学校に入って、いい会社に就職をして、定年まで働くというのはいわば「末期状態」なのです。もちろん、他人がつくった基準です。
このような状況だと、まるで「ラットレース」に参加させられているようなもので「幸せ」になることは少ないのではないでしょうか。
「今」を楽しみ大切にするのかしないのかは、ひとつの指標です。なぜなら、「今の連続」が人生とも言えるからです。
今を「犠牲」にしつづけるのと、今を「楽しみ」つづけるのとでは人生の質に「天と地ほどの差」が出てくると思うのは私だけではないはずです。
幸せになるための3つとは?
では、どのようにすれば幸せになれるのでしょうか?
簡単に言うと、他のものに囚われていて「自分の足元」にある幸せに気づいていないということです。
人間にはひとつの認識を強めると、他のものが見えなくなってしまう性質があります。
たとえば、家の鍵がなくなってしまって目の前の「机の上」にあるにもかかわらず見当たらないときがそれです。
本当は目の前にあるにもかかわらず、他のものにとらわらえてしまうと「目の前の鍵」が見えなくなるのです。
このメカニズムにより、「鍵」が見あたらないのと同じように「足元にある幸せ」を見えなくさせていると言えます。
いわゆる、「灯台下暗し」ということです。
幸せとは追い求めるものではなくて、すでにあるものだという捉え方が正しいのだと思います。
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- 「嫌いなことをやめる」
- 「人を意識しない」
- 「人を幸せにする」
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それぞれ詳しく説明していきましょう。
嫌いなことをやめる
嫌いなことをやるというのは、ひたすらモチベーションを削っているようなものです。
イヤなことをしているなら自分でもそれを決して認められないでしょうし、イライラして愚痴っぽくなってくると思います。
そうなってくると周りの人からは嫌われていくのではないでしょうか。なぜなら、それが伝わってしまうからです。
嫌われる人については「嫌われる人の特徴3つ!あなたの心理も診断してみて?」で詳しくつづっています。
反対に、おもしろいことをやっている人のところへは、人は吸いよせられていくのではないでしょうか。
人を意識しない
人を意識して、なんでも人と比べるようになると自分を見失っていくようになります。
比べるということは必ず負けるということです。上には上がいるからです。
相手を気にするのではなく、自分を意識するということです。「人は人、自分は自分」だということなのです。
最近では「嫌われる勇気」が爆発的なヒットとなり、たくさんの人が無意識に求めているものなのではないでしょうか。
「嫌われる勇気のまとめはサルでも3分で分かる!135万部突破」では嫌われる勇気について詳しくつづっています。
人を幸せにする
人は誰かを幸せにしようとすると「幸せ」を感じるようになっています。
だから、周りの人を幸せにしようと努めれば幸せになれるということです。
1人だけではな成り立たないというものが「幸せ」だと思います。
まずは、周りの人を幸せにしてみるというところからはじめるというのが一番の近道なのではないでしょうか。