詐欺師の特徴はどのようなものなのでしょうか?
私の祖父が20万円くらいの布団を買わされたのはここだけの話ですw
近年は、あらゆるところで詐欺の被害ででています。
例えば、
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- 「結婚詐欺」
- 「霊感商法」
- 「振り込め詐欺」
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などバリエーションが豊富です。
金額が「数万円」ならまだかわいい方で、「数千万円」オーダーでかすめ取られてしまうことが現実にあるのです。
もちろん、詐欺にひっかかってしまえばお金は返ってこないでしょう。
この間も、田舎のおばあさんが「2000万円」の詐欺にあったというニュースが流れていました。
普通の人ならできないようなことを詐欺師はまるでそれがさも当然かのように、いとも簡単にその壁をのりこえてくるのです。
詐欺が増えているということは、あなたの身に詐欺が降りかかってくる可能性があがっていると言うことができます。
詐欺師の心理をおさえておくことは、あなたが詐欺にかからないための「抑止力」になります。
そこで、今回は「詐欺師の特徴」と「心理学的な考察」をご紹介していきたいと思います。
詐欺師の特徴4つ
詐欺師の特徴はだいたい4つに分類することができます。
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- 「急に近寄ってくる」
- 「ホスピタリティがある」
- 「自信満々」
- 「ギラギラした世界が好き」
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それぞれ見ていきましょう。
急に近寄ってくる
詐欺師は出会いも「自然な出会い」を演出するので注意が必要です。
詐欺師のネットワークでは、顧客名簿のように情報が共有されているそうです。
「この人はこのような趣味がある」など、詐欺にかかる可能性の高い人のリスト情報のことです。
だから、出会いから仲良くなるまでの「スピード」が異常にはやかったりすると注意が必要です。
ホスピタリティがある
詐欺師は、一見ホスピタリティがあり気がききます。
細やかなところまで、気をつかってくれるので普通の人よりも印象はいいのでしょう。
ピンポイントで人が求めているものをさし出してくれたり、アドバイスしてくれたりします。
できすぎた人というのは注意が必要なのです。
少し抜けているくらいがいいということです。
自信満々
人間は「自信満々の人」に影響されやすいです。日本人も例外ではありません。何を言っているかの内容よりも、いかに強く言ったのかで左右されてしまうのです。
普通の人は、ニュートラルな状態ですから強く押されればバランスを崩してしまうことになります。
「自信満々の人」をすごい人だと思ってしまい信用してしまうのです。
だからこそ、詐欺が成功するのです。
すごい人のなかにも「自信満々の人」がいますが、詐欺師がすごい人でないのは言うまでもありません。
ギラギラした世界が好き
芸能人や有名人などが、仲間にいると豪語してみたりします。
まさに、虎の威を借る狐です。
誰でも知っているような「スゴい人」が仲間内にいるということを言いふらすわけです。
誰かの名前を使うことで、自分の価値を本来よりも大きく見せようとするのです。
このような話をされた場合は、裏がとれるまで信用するのは控えておきましょう。
詐欺師の心理学的考察2つ
なぜ詐欺師は、人を欺くことを当然のようにすることができるのでしょうか?
ふつうの場合、人を傷つけたりダメージを与えるようなことをするのはイヤなはずです。
人を破滅するまで追い込んでしまうようなことを平気でしでかすことができるのは、なぜなのでしょうか?
このような「他人を思いやること」が圧倒的に欠如している心理学的な原因は2つあります。
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- 「先天的な場合」
- 「後天的な場合」
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それぞれ見ていきましょう。
先天的な場合
先天的な場合は「サイコパス」という異常心理を持っている人のことです。
サイコパスの特徴を、犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下のように挙げています。
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- 「良心が欠如している」
- 「他者に冷淡で共感しない」
- 「病的にウソをつく」
- 「責任感がゼロである」
- 「自尊心が高く自己チュー」
- 「口は達者で表面上は魅力的」
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という特徴をあげています。
詐欺師とかぶっている項目がたくさんあることに気づくはずです。
そして、サイコパスは「異常人格者」ではありますが病気ではありません。
そのため、サイコパスの人は私たちと同じように日常生活を送っています。
私たちの身の回りにいても、まったく不思議ではないことを頭に入れておきましょう。
サイコパスについてさらに詳しく知りたい方は「サイコパスの特徴は男性と女性でヤバい!あなたは大丈夫?」を参考にしてみてください。
サイコパスが「どのような職業」に多くひそんでいるのかなどご紹介しています。
後天的な場合
後天的な場合にも「サイコパス」と同じように、思いやりがなくなっていくことがあります。
これは最近の研究結果でわかってきたことです。
権力をもった人は、「他人への共感」が薄れていくという実験結果があるのです。
権力を得るということは、他人との競争に勝つということです。
もちろん、資本主義社会は競争があるのは当たり前なのですが「一線を超えやすい」と言うことができます。
これは「社会的な地位」という分かりやすい権力だけではありません。
亭主関白だったり、尻に敷かれた関係などの「家庭の形」があります。
家庭内の問題は「DV」や「虐待」など、フィジカルな冷たさを押し出すこともあるのです。
このように、サイコパスだったり後天的に冷たくなった人は確実に私たちの身のまわりにいるはずです。
おそらくこのような人たちの中から「詐欺師」が生まれているのだと思います。
このようなことを肝に銘じて、人付き合いをしていくことをオススメします。
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思いやりのない人については「思いやりのない人の心理!彼氏や夫などは危険?あなたは大丈夫?」で詳しくつづっています。
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