自分がない人の心理とはどのようなものなのでしょうか?
私たちの周りには「自分がある人」がいる一方で、「自分がない人」もいます。
ただ、あなたが目指しているような人は「自分がある人」が多いと思います。なぜなら、「自分がない人」は印象に残らないからです。
相手の印象に残らないということは、誰かと「深い仲」をむすぶことができないということです。いないもの同然みたいになり、存在感を発揮できないからです。
一方で、自分があると「相手の印象」に焼きつけることが可能なわけですから、明らかに人気はこちらへいくのは当然のことです。
だから、自分がないということに対して「イライラ」することもあるのではないでしょうか。または、自分がある人を羨望のまなざしで見て「ジェラシー」を燃やしているのかもしれません。
いずれにせよ、このような状況で自分がないなら
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- 「どうして私はないのか」
- 「ある人が羨ましい」
- 「周りにどう思われてる?」
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などのように感じるのではないでしょうか。また、自分がないよねなどと誰かに冷やかされたことがあるのかもしれません。
本来、自分がないというのはおかしなことなのです。なぜなら、小さいときなどはみんな自分があるわけです。
たとえば、小学生など見ていれば明らかであり、どこかで自分をなくしてしまったのです。単なる「お人好し」に甘んじていてはいけません。
そこで、今回はなくしてしまった大切なものをとり戻す旅にでかけることにしましょう。
なぜ、自分がないのか?
実は、この質問に対する答えはとても簡単なことです。
どこかでの段階で塞がれてしまったからです。じわじわとそうなっていってしまったのか、瞬間突風的にとこかへいってしまったのかは分かりません。
ただ、いずれにしても自分をなくして処世をするのが「無難な選択肢」のひとつだからです。
そして、基本的に人は自分が許容できる範囲はきまっています。この場合は、「無難な選択」による範囲においてしか他人を許容することはできないのです。
どこかの段階で自分を持とうとすると「許容範囲外」なので、阻止されてしまいます。無意識に発動するために、本人は悪いこととは1ミリも思っていないことでしょう。
ぶっちゃけ、本音ではホッとしていることでしょう。具体的にどのようなことかというと「条件つきの愛」によるものです。
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- 「〜しなければならない」
- 「〜するべきだ」
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のようなメンタリティができあがります。
たとえば、好きでもないピアノに行かされたりするのがそうです。宿題をしないとダメな子などと言われるのも同じです。
したくないものを「しなくてはならない」という仮面をかぶらされることになります。
自分と他人の境界線があいまいになり「他人の欲求」を「自分の欲求」だと勘違いしはじめてしまうのです。
相手に「主体性」が移ってしまうために、相手にふりまわされることになるのです。
たとえば、相手に認められるために必要以上に「自分を安売りする」のも特徴的です。また、「人一倍の努力」をすることもそうです。
つまり、自分が分からないという「欠けたピース」を、他のもので一生懸命にうめようとするわけです。
どのようにして自分を取りかえすのか?
では、どのようにすれば自分を取り返すことができるのかと言えば3つです。
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- 「イヤなことをやめる」
- 「人は人、自分は自分」
- 「新しい環境に身をおく」
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それぞれ詳しくご紹介していきたいと思います。
イヤなことをやめる
まず、イヤなことをすることが自分にフタをしているということです。
いきなりすべてをやめることは難しいと思いますので、ひとつずつやめていってみてください。
イヤなことというのは明らかに「拒否反応」が身体から出てくるはずなので、とても分かりやすいのです。
何を「やりたいのか」は簡単には分かりませんが、何を「やりたくないのか」はとても分かりやすいのです。
人は人、自分は自分
主体性がなくなっていると他人にふりまわされることになるのは前述しました。相手の欲求をみたすようにするためです。
他人に認められるためにどのようにすればいいのかばかりが気になっているということです。
または、他人にどう思われているのか気になるのもそうです。嫌われていないのかということを過度に気にしてしまうのです。
「嫌われる人の特徴3つ!あなたの心理も診断してみて?」では嫌われる人について詳しくつづっています。
だからまずは、自分がどうありたいかを決めることにしましょう。
新しい環境に身をおく
人間は環境にものすごく影響を受けるものです。
新しいところに足を踏みいれて最初は、はじめての場所なのでドキドキしたりソワソワして慣れないかもしれません。
ただ、しっかりと自分の場所を確立できたならあなたは確実に変わっていくでしょう。
このようなことを何度かくり返していると、本来の「感じる力」がよみがえってくることになるでしょう。
「感じる力を取り戻すことで、97%幸せになる3つの方法」では本来の「感じる力」について詳しくつづっています。
少しでも日々の生活の中に取りいれると効果があるはずです。