元気が出ないという心理と元気になる方法はどのようなものでしょうか?
あなたも元気が出ないなあと感じるときがあると思います。
元気が出ないなら、
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- 「私ってダメなヤツ!」
- 「身体うごけよ!」
- 「家から出れない」
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などのことを感じるのではないでしょうか。
実は、私は元気が出ないような出来事があるということはラッキーなことだと思います。
私たちは「心身一体」なのです。ホントはイヤだということを身体の症状としてあらわしてくれているのです。
ということは、変わることができる「チャンス」が目の前に到来しているからです。
壁は乗り越えられる人の目の前にしか、あらわれません。なぜなら、乗り越えられない人は壁を見ないことにするからです。
「事なかれ主義」を決めこむということなのです。
そこで、今回は「元気が出ない心理」について詳しくご紹介していきたいと思います。
元気な人の心理
元気な人はどのようなメンタリティをしているのでしょうか?
実は、とても単純で明快な答えがあります。
自分が「やりたい」と思っていることをやっているだけなんです。
人生を輝かせるものはやりたいことをやる、この「1点」だけしかないと思います。
自分が極めたいと思うことや、何かを探求していきたいという思いを持って、それをつきつめている人はいつもピンピンしています。
やればやるだけ「活き活き」していくのです。やっていること自体がそもそも「喜び」であり「楽しみ」なのです。
病気になることも可能性としては低いです。なぜなら、病気は「心の状態」ととても深く関係しているからです。
一方で、やりたくないことをしていると無理やりしている人はやればやるほど心身ともに「すり減っていく」ことになるでしょう。
これまでの豊かさは「モノの潤沢性」でしたが、これからは「メンタルの潤沢性」が豊かさの中に入ってくることになるのではないでしょうか。
モノは掃いて捨てるほどあるのが実情だからです。
このような動きは、すでにミニマリストなどと言われて注目されています。
「お坊さん」の本などは書店の「人気コーナー」に置いてありますが、お坊さんは最強のミニマリストだと言えるでしょう。笑
Column
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現在、タイでは「お坊さんの肥満」が問題になっています。お坊さんが「ぶーちゃん」なんです!
お坊さんは「托鉢」をして食べて生活をおくっています。社会のモノの余りで生活を送ることです。
これが意味するところは、肥満になるほど物質的に豊かになったということです。
貰ったものはお粗末にしてはいけないということから、すべて食べないといけないのです。
おそらく、ケーキとかのデザートもパンパンに突っ込まれているのではないでしょうか。笑
言うまでもないですが、タイよりも日本の方が圧倒的にモノが潤沢であることは間違いありません。
結論は、タイのミニマリストは「肥満」である。爆
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なぜ元気が出ないことをしてしまう?
ではなぜ、元気がなくなるまでイヤなことをしてしまうのでしょうか?
明らかに、イヤなことをしてでもやるべきだという「ベクトル」が働いているからに他なりません。
文化的なものかもしれませんし、社会構造の問題なのかもしれません。または、その両方なのかもしれません。
ただ、
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- 「〜であるべきだ」
- 「〜でなければならない」
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のようなことを当たり前のようにやっていることが多いのです。
そして、このように思っている「人の輪の中」に入り込むと抜けることがなかなか出られないのが実情なのです。
本音では「オオカミ」として生きたいけど現実問題として「ヒツジ」として生きるしかないというパラドックスにハマりこんでしまうということです。
自分を見失っていくということです。自分を見失うメカニズムについてさらに詳しく知りたい方は「自分を見失う心理的要因と、自分を取り戻す3つの方法」を参考にしてみてください。
実情として、歳をとるにつれて「こちら側」にどんどんと引きずられていってしまうのです。
このように考えれば、元気が出なくなるのは当たり前といえば当たり前のことなのです。
元気になる方法は?
何度も言うように元気になるためには、やりたいことをするだけしかありません。
選択肢が1つだけなのでとても分かりやすいです。
ただ、やりたいことをやってみてと言われても「何それ?」と思われるはずです。「知らないし?」みたいな。
だから、「やりたくないこと」を全部やめていくことを心がけてください。1つずつで構いません。
すべてやめて「空白の時間」をつくってみて、ストレスフリーで集中しちゃったみたいなことがやりたいことです。
時間の流れにうまく乗ることができたみたいな感覚でしょうか。
この状態に近づくためには、まずやるべきことはやりたくないことをはっきりさせることなのです。
なぜなら、やりたくないことをしているなら身体から「拒否反応」が出るはずでとても分かりやすいからです。
実は、やりたくないことを止めるということは自尊心を高めるということでもあります。
自尊心については「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
書店では「人生で後悔する10のこと」みたいな類の本が並べられています。
普通の人は、普通の選択をして「普通の人生」で普通に後悔しているということです。
今ある問題を乗り越えるための「チャンス」が到来したととらえましょう。