自己肯定感とはどのようなものでしょうか?高める方法や低い原因とはどのようなものなのでしょうか?
私たちが付き合っている人たちの中にはさまざまな人たちがいるわけですから、中には「自己肯定感」が低いと思われる人もいるはずです。
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- 「もっと自分を愛せばいい」
- 「もっと他人を愛せばいい」
- 「もっと表現すればいい」
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などと感じるのではないでしょうか。
また、あなた自身が「自己肯定感」が乏しいのであるなら、どうすればそれを高められるのか悩むこともあるのではないでしょうか。
いずれにせよ、自己肯定感が低いというものとうまく付き合っていかなければならないことには変わりありません。
そこで、今回は自己肯定感が低い原因と高める方法について詳しくご紹介していきたいと思います。
自己肯定感が低い原因は?
自己肯定感が低くなった原因とはどのようなものなのでしょうか?実はとてもシンプルです。
それは、自己肯定感の低い人の影響を受けたということなのです。
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- 「抑圧的」
- 「強要」
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たとえば、本当はやりたくないのにピアノをやらされたりするわけです。
または、「将来の職業」まで勝手に決められることすらあります。〇〇になれとか、〇〇に向いているとか。
うるせぇよ、それは自分で決めるものだから、ごちゃごちゃ言うなよ?とはまだ言えないのです。
オレは「〇〇やってみたら?」と言われたら一瞬でそれをやりたくなくなりますwじゃぁ、それはやめておこうとw
さらに、宿題をやらないとご飯食べさせないよとか強要され、従わないと罰があるときなどです。
要は、そのままの自分でいることを禁じられたことが原因なのです。
このように言うのは本当に善かれという「善意の思い」からくるのです。ただ、世の中は善意が必ずしもいい結果をもたらすとは限らないということです。
自己肯定感の高い人ならこのようなことを強要するようなことはあまりないでしょう。できるだけ自分でやらせようとするわけです。
そのままの自分を禁じられると「防衛本能」として、それをカバーしようとします。
子供にとって親のいうことは「絶対」です。大人になれば簡単に断ることができますが、子供の場合はそうはいかないということです。
そのままの自分ではない仮面をかぶらざるをえないことになります。
主体的にものを選ぶことができなくなると言ってもいいかもしれません。「〜しければならない」という強迫観念にとらわれているともいえるでしょう。
例えば、自分の気持ちが分からなくなり、「相手の要求」を満たすためにひと一倍の努力をするようになります。自立ができなくなるのです。
その結果として、自分と相手の「境界線」があやふやとなっていきます。相手の欲求が「自分の欲求」だと錯覚していくのです。
つまりは、相手にふりまわされるようになるのです。それは自分を大切にできないということです。
今の時代、「自立」までストレートにこぎつけられるのは少ないのではないかと思います。
相手に認められるために必要以上に「自分を安売り」することもあるでしょう。なぜなら、自分を犠牲にしないと相手に認められないと考えるからです。
また相手と深いところで通じあうことができないということも挙げられます。
他の人にどう思われているのか、嫌われているんじゃないかなどを、しきりに心配してしまうのです。
「嫌われる人の特徴3つ!あなたの心理も診断してみて?」では嫌われる人の特徴について詳しくご紹介しています。
相手からどう思われるのかばかり気にしてしまうというわけです。
自分の気持ちが分からなければ、相手と深いところで通じ合うことはできません。
人は基本的に自分を大切にできないと、相手を大切にできないものなのです。隣人を認められないわけです。
自己肯定感を高める3つとは?
自己肯定感を高める3つのこととはどのようなものなのでしょうか?
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- 「イヤなことはしない」
- 「人を比べない」
- 「新しい環境に身をおく」
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それぞれ詳しく説明していくことにしましょう。
イヤなことはしない
イヤなことはしないということです。
イヤなことをするというのは、自分を否定しているようなものです。
日常の中で、本当はイヤなんだけど、仕方なくやっているというものがあるはずです。
イヤなことをやっていると身体から「拒否反応」があるはずですので、まずは普段の生活の中で「身体の反応」をよく自分で見てみてください。
本当はイヤなんだけど、仕方なくやっているということを1つずつやめていきましょう。いきなり全部やめるのは難しいためです。
人と比べない
自己肯定感が低い人の特徴として「主体性がない」と、自分の気持ちが分からなくなり「自分と相手の境界線」がなくなってくると前述しました。
主体性がないということは、常に誰かとくらべているということでもあります。
なぜなら、相手に認められるためにどうすればよいのかを考えるようになっているからです。
「〇〇にくらべて私はなぜダメなんだ」と落ち込むことになるでしょう。人間は「マイナスなこと」が強く頭に残るようになっているためです。
ですから、そういうことを考えないために人とくらべないようにするのです。
日常生活で、他人とくらべて他人に勝つために行っている行為があるなら1つずつやめていってください。
主体性のある人は、意識が他人にはなく自分にいつもあるということです。
また、他の人に足をひっぱられてもいけません。どのような人とつき合うのかがとても大切になってきます。
「人間関係を断捨離してリセットを3分でしよう!」ではその方法論をくわしく綴っています。
新しい環境に身をおく
人間は環境にものすごく影響される生き物です。
周りの人たちにもまれることによって自分が変わっていくのです。
だから、自己肯定感が高いと感じられる人のコミュニティに入っていくことであなたは自然と自己肯定感が高まっていくのです。
最初は、はじめての場所なのでドキドキしたりソワソワして慣れないかもしれません。
ただ、しっかりと自分の場所を確立できたならあなたの自己肯定感は高まっていきます。
自己肯定感を高めるということは、本来の「感じる力」を取り戻すことです。
「感じる力を取り戻すことで、97%幸せになる3つの方法」では本来の「感じる力」について詳しくつづっています。
感じる力が今後「キーワード」になってくると思います。