イヤな出来事がたてつづけに起こったり、やる気をそぎ落とされることがあるなら凹むのが普通です。
何事にも消極的になってしまいがちになるのではないでしょうか。
近年は、企業がブラック化しています。
ブラック化した結果、その影響がダイレクトにひとりひとりを蝕んでいる状態といってもいいでしょう。
「人間関係」などがブラックで頭を悩ましていることもあることでしょう。
またブラック的なものの影響を家の中に持ち込まれるのかもしれません。
気分が沈むのは、ブラックされた労働環境に原因を求めることはできるでしょう。
ただ、ブラック企業の責任を押しつけるだけでは何の解決策にもなりません。
あなた自身がどのように対処していくのか、あなたなりの解決策を持たなければいけません。
人間は、イヤなことを記憶にとどめやすい生き物です。
慢性的にイヤな気分がつづくのは健康にもよくないことを明らかでしょう。
そこで、気分が沈んだときにどのようにすれば対処できるのかをご紹介してきましょう。
私の気分が落ち込むときのエピソードについてもあわせてご紹介していきたいと思います。
気分の沈み具合はこれで決まる!?
そもそも、気分が沈むことは悪いことなのでしょうか?
私たちは、気分が沈んだときはとてもイヤなものだと思います。
しかもそのときに、一人だとなおさらです。
ただ、私たちはひとりで趣味に没頭しているときは「気分が沈む」ことはないことを経験的に知っています。
趣味が楽しいからです。
さらに、「気分が沈む」こともあれば、「気分が上がる」こともあることも知っています。
ずっと「気分が沈んだまま」であることはないと同時に、ずっと「気分が上がったまま」であることもないのです。
気分は、アップダウンをくり返しているのです。
ただ、気分が沈み耐えられないような気分になることもしばしばあります。
耐えられないくらい気分が沈むときはどのようなときでしょうか?
例えば、会社や学校が終わって明日から休日だというときは、気分が沈んで耐えられないことにはなりません。
なぜなら、人は自分が楽しめることを考えているときは気分のアップダウンはゆるやかだからです。
休日に友達を遊びにいったり、恋人と会ったりするのは楽しいものです。
反対に、楽しくないようなことや苦しいことを考えはじめると気分のアップダウンは激しくなっていきます。
明日からまた仕事や学校がはじまる日曜日の夜は、たくさんの人にとって心理的に「憂鬱な夜」なのではないでしょうか?
イヤなことしなければならないと考えることが、「気分が沈む」いちばんの原因なのです。
Column
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私はたまに気分が落ち込むことがあります。
生きているのがイヤなくらいです。どうしてこんなにも苦しいのだろうかと頭の中でこだまするんです。
ちゃんと世の中を見ようとすればするほど、気持ちが沈みます。
計り知れない底までいけば、きっとジャンプしたときに高く舞い上がれるだろうと挑みつづけてます。
自分の気分のアップダウンをよく観察していると、もう少しで気分は晴れるだろうと当たりをつけることができることを気づきました。
良きにつけ悪しきにつけ、同じ状態は続かないということです。「無常」ってマジかっこいい言葉です。
「無常」ということを身体で分かるということはそれだけで価値があるので、気分が落ち込んだときはチャンスなんです!
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気分が沈むのはイヤなことをしてるから!?
人間なら誰しも「気分の浮き沈み」はあります。
ただ、イヤなことがずっと続くとなれば心理的に「気分が沈む」のに耐えられなくなるのです。
つまり、かなり深く沈むのです。
現在、おおくの人にとって仕事が苦行になっていることが根本的な問題なのです。
また、労働環境も以前とくらべると悪くなるばかりです。
自分がやりたくもない仕事をずっとしていると、誰でも気分は底なしに沈むことでしょう。
また、さらに私が問題だと思うのは「まじめな人ほどハマりやすい」ということです。
学校でも教えられたことをきっちりとこなしてきた人ほどなりやすいのです。
なぜなら、学校で教えられてきたことと社会で充実した生活を送れるようになることに大きなギャップがあるからです。
いわば、何の武器も持たずに戦っているようなものなのです。笑
どうすれば抜け出せるか?
では、イヤなことをする生活からどのようにすれば抜け出せるでしょうか?
明快すぎる答えがあります。笑
好きな仕事、好きなことをすることです。
「感じる力」を取り戻し、選択をしなおすということです。
「感じる力」をつけるためには、「感じる力を取り戻すことで、97%幸せになる3つの方法」がオススメですよ。
でも、いきなり明日からやろうと思ってできることではありません。
ものごとには順序というものがあります。
まず、自分が本当に何がしたいのか、何をしていると楽しいと感じるのかを知りなければなりません。
これからの時代に充実した日々を送るためには、自分がやりたいと思えることをやる以外はないのです。