自分の気持ちがわからない心理はどのようなものなのでしょうか?
私たちは自分の気持ちが分からなくなるときがあります。
例えば、
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- 「何をしたいのか?」
- 「モヤモヤしてる」
- 「自分がぶれぶれ」
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などのことを感じたことがあるのではないでしょうか。
また、自分を不満にさせる何か「ハッキリとした理由」があるわけでもなく、ただなんとなく不満を感じていることもあるでしょう。
自分の気持ちがわからないというのは「自分の身動き」をとらせないようにするものです。
だから、日々の生活にハリが出てこないのではないでしょうか。
「問題の所在」がぼやけているということは、何をどうすればいいのかもぼやけているということなのです。
時間だけがダラダラと過ぎていってしまうことにもなるでしょう。まるで、生きているけど活きていない状態になったように。
そこで、今回はなぜ自分の気持ちがわからないのかと、それに対する対応をご紹介していきたいと思います。
自分の気持ちがわからなくなる原因
実は、あなたの選択などは「他人の言葉」によってつくられています。
例えば、「親」や「学校の先生」などの言っていたようなことがあなたの選択になっているはずです。
そして、「他人の言葉」のほとんどは「常識」の範疇に入ります。
いつの時代であっても、どこの国であっても「常識」は誰かの利益のためにつくられているものです。
つまり、他人本位の「他人基準」なものなのです。
本来、私たちは目の前にあることを感じてそれを「好きか、嫌いか」で選択すればいいと思います。
自分の気持ちがわからなくなるのは、どういうことが好きで何になりたいかということを考えずに、与えられたものが「自分の選択」だと思いこまされているからなのです。
ただ、「常識」の基準で選択したとしても自分の中では「何か違うな」と感じてモヤモヤしてくるのです。
そして、もう一つ問題なのはたくさんの人が受け入れているために、同じような人ばかりが当たり前のように周りにいることになるのです。
そうすると、ここから抜け出すのはより難しくなるのが実情です。
そこで次は、私が自分の気持ちを理解できなかったときにした3つの方法をご紹介していきたいと思います。
自分の気持ちがわからない私
私も自分の気持ちがわからなかったことがありました。大学生のころです。
大学生のときは時間を持てあましていました。気持ち的には「ゆるゆる」にゆるんでいました。笑
まるで「生きる屍」のようにです。
あれ?オレって何がしたいんだっけ?と悶々をする日々をおくっていました。
でも、いくら考えても「確固としたコレ!」というはっきりとした答えが出ることはありませんでした。
まあ、当然といえば当然です。がちゃぽんのように「ガラガラポン」で出てこられても戸惑いますからね。笑
出てきたなら、逆に怪しいというか。
そうしてこれから紹介する3つの方法を試すようになって「あ、これでいいんじゃない?」とことになりました。
自分の気持ちがわからないときの対処法3つ
では、やっていただきたい3つの対処法は以下のとおりです。
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- 「ひとりの時間をつくる」
- 「自尊心を高める」
- 「普段行かないとこへいく」
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それぞれ詳しくご紹介していきたいと思います。
ひとりの時間をつくる
ひとりの時間というのは自分を整えるときです。
日常生活にはたくさんのノイズがあり、ノイズに惑わされることがよくあります。
ひとりの時間はノイズがないばかりか、読むべき空気がひとつもありません。
自分の考えを整えるのはだいたい「ひとりの時間」なのです。
ひとりの時間がどのような意味あいを持つのかさらに深く知りたい方は、「孤独が寂しい心理と辛いときの対処法3つを大公開!」を参考にしてみてください。
自尊心を高める
自尊心を高めるということは、自分の「主体性」を取り戻すということでもあります。
自分が主体的にものを選ぶことができない状態が「自分の気持ち」をわからなくさせるのです。
自分に主体性を取り戻すということは、自分の思っていることを押しつぶさずに大切にするということです。
自分を大切にしている人は、他人も大切にできる人です。
反対に、自分を大切にできない人は他人も大切にすることはできません。
「自尊心」について詳しく知りたい方は、「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」を参考にしてみてください。
普段行かないとこへ行く
当たり前ですが「常識」の中には、
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- 「これはするべきではない」
- 「これはするべきだ」
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という価値基準があります。
「常識」ではあまりオススメされていないような場所や人に、自分を取り戻すカギが隠されているのです。
そういう考え方もアリなんだとか新しい知見が手に入ることでしょう。
普段では行かないような場所ならどこでもOKです。
また、本を通して会いにいくという方法もあります。本というのは古今東西の人、それも時代をまたいで残る貴重なものです。
他の人の頭の中を垣間見ることができるのは、とても貴重な体験です。
これも同じように「そういう考え方もアリなんだ!」とか新しい発見があることでしょう。
巨人の肩にのることによって別の世界が見えてくるはずです。