思い込みが激しい人の特徴はどのようなものなのでしょうか?
思い込みが激しい人が近くにいるなら、
[list style = “star”]
- 「自己チューすぎ!」
- 「付き合いづらい!」
- 「どこから確信がくるの?」
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などのように感じるのではないでしょうか。
思い込みが激しいということは「ある考え」に自信を持っているということです。
そして、それを信じて疑わないのです。実は、私もそういうところがありました。笑
今ふり返って考えれば、かなり恥ずかしいようなことです。
「ある考え」に固執することによって周りの人にいい影響を与える人ならまったく問題はないことでしょう。
前向きであり、上向きであるということです。成功者は、自分は成功すると確信しています。
ただ、「ある考え」が後ろ向きに働いているならば「人間関係の輪を乱す存在」になるだけです。
周りから見れば、なんでそんなに頑固なの?と不思議に思うことでしょう。身の回りにいるなら「損害」を被っているでしょう。
「自分の意見」は相手には伝わらずに、「相手の意見」ばかりをゴリ押ししてくるからです。これほど理不尽なことがあるでしょうか。
相手を思いやったとしても、「恩」を「仇」で返されるわけですから。ぶっちゃけ、やってられないのではないでしょうか。
思い込みの激しい人にふり回されるのであれば、心身ともに疲弊していくことになるでしょう。
そこで今回は、思い込みの激しい人の性格と付き合い方についてご紹介していきたいと思います。
思い込みの激しい人の心理的性格3つは?
思い込みの激しい人の性格は次の3つに集約することができます。
[list style = “star”]
- 「自分を疑うということを知らない」
- 「他人という視点がない」
- 「付き合いづらい」
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それぞれご紹介していきましょう。
自分を疑うことを知らない
私たちは、「自分がひょっとして間違っていたかも?」「実は、今まで思っていた世界とは違うんじゃないのか?」などと自分をふり返ることがあります。
「ある経験」なのか「本で読んだ知識」なのか人それぞれです。
つまり、「ニュートラルな状態」でいられるはずです。しかし、思い込みが激しい人はこのような視点が欠けています。
自分がこう感じたのだからこうに違いないと強く思っているのです。そして、それ以外の考えを認めることができません。
なぜなら、自分が間違っている可能性を疑えないということは相手を認めることができないことを意味するからです。
私も、思い込みが激しいことがあったことは冒頭で述べました。
高校生の頃、私には彼女がいたのですが、他の女子に連絡先をきかれたことがありました。
私の中では「連絡先交換する=距離をちぢめる」という方程式が思い込みとして頭をよぎりました。( <- 果たして当時のオレは何様だったのでしょうか?www)
私にとって、もはや携帯は「恋愛のための道具」以外のなにものでもなかったのです。( <- ケータイを買ったのは好きだった子とメールするためだったからですwwwヾ(´ε`*)ゝ)
この考えに強烈にとり憑かれていたからか、連絡先を交換するのをとっさに断ってしまったのです。条件反射的に。( <- 向こうからしたら、「は?お前何言っちゃってるの?」みたいな感じだったでしょうwww あなた様は120%正しいですw)
仲の良い友達に相談すると、連絡する目的は「部活のこと」で連絡したかったんじゃない?と言われました。( <- うん、まさにその通りwww)
お前はどんだけ勘違い野郎なんだ?と言われてしまいました。( <- 自分をいかに正当化しようかと頭をひねったのですが、そんな都合のいい言い訳は出てきやぁしませんでしたwww)
私は、自分がおかしなことをしたとしてもそれを認めようとは決してせずに、いかに自分を正当化するのかをとっさに頭をひねる傾向があるということをこのとき学びました。( <- おぉ、神よ。この忸怩たる思いを隠さずにいられようか、教え給えぇヽ(´o`; )
頭を3周くらいしてから「確かに!!!」となったのは言うまでもありません。笑
思い込みが激しいときは冷静さが「ゼロ」になります。他のことが頭に入ってこなくなってしまうのです。
だからこそ、やっかいなのでしょう。笑
他人という視点がない
思い込みの激しい人は「他人」という視点がありません。
もし「他人」という視点があるのであれば、思い込みが激しいことにはなりません。
なぜなら、「他人」を見渡すと「さまざまなタイプ」の人がいることに気がつきます。
そして「他人」の違いに気づくことができれば、自分と他人で比較もできるようになります。
自分と他人では「どのような違い」があるのかということが分かるはずなのです。
これができていない思い込みの激しい人は、「自己チュー&自意識過剰」であるということが導き出されます。
自分の身分相応のことが分からずに「出しゃばり」を発動させて周りを困惑させることになるのです。ウザがられるのは言うまでもありません。
付き合いづらい
思い込みの激しい人は他人を認めることができないため、他の人からすると付き合いづらいです。
どんなタイプの人とも仲良くできるような「人付き合いが上手な人」は他人を尊重することができます。
自分と相手の「違い」に気をくばることができます。
これは、自分と相手の「共通点」を見つけることができることも意味しています。
人間は、共通点が多ければ多いほど仲が良くなります。
相手との「妥協点」が見つかり、うまく擦り合わせができるということです。
思い込みの激しい人はこのようなことができないため、付き合いづらいと言うことができます。
思い込みの激しい人との付き合い方
これまでは、思い込みの激しい人を「思い込みの激しい人」として見ていなかった場合の話です。
思い込みが激しい人だと思わなかった時点までの話です。
ただ1度、思い込みが激しい人なんだと分かると付き合い方はとても簡単です。
心理的には、ひとつの認識を強めると他のものが見えなくなるという作用があることが分かっています。
思い込みが激しいということは「ある考え」を強く肯定していることになります。
ということは、「ある考え」に矛盾しないところで共感することができるができれば仲良くなることができます。
思い込みが肯定されるようなことを言えば、相手から信頼を得られるからです。
しかも、思い込みが激しいため「普通の人以上」に仲良くなることができるのです。
例えば、男性に対してなら「お疲れ様、よく頑張っているよねー^ ^」などちょっとした一声をかければよいと思います。
女性に対してなら「気がきくよねー^ ^」などでいいと思います。
相手が必ず肯定してくれるようなことからコミュニケーションを始めるのです。
相手の言ったことをただただ肯定するだけです。
「なるほどね」「たしかにね」「ですよね!」などと相槌をうつだけなのです。
このように「ある考え」により沿うようなことを皮切りにコミュニケーションをとればよいだけなのです。
このような対処も億劫であるなら、人間を断捨離する方がよいでしょう。
Column
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被害妄想が激しかったりすると「病気の可能性」があります。
ひとりなのにブツブツ訳の分からないようなことを言っていても同様です。
このような場合は、速やかにメンタルクリニックを受診するのが賢明でしょう。
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嫌われる人については「嫌われる人の特徴3つ!あなたの心理も診断してみて?」で詳しくつづっています。思い込みが激しいとなると嫌われるのは時間の問題でしょう。
人間関係の整理については「人間関係を断捨離してリセットを3分でしよう!」詳しくつづっています。人間関係を整理する必要性が出てくるのかもしれませんからね。