精神的に弱い人が心を強くする方法はどのようなものなのでしょうか?
ふつうは、精神的に強くなりたいと考えています。なぜなら、困難なときがきても簡単に乗り越えられるように見えるからです。
自分が、精神的に弱いと思っているなら
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- 「もっと強くなりたい」
- 「動じない心が欲しい」
- 「弱い自分はダメだ」
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などのことを感じるのではないでしょうか。
精神的に強いということは「メンタルヘルス」においても健康を維持できるということでもあります。
今後の社会において、精神的に強いのか弱いのかで人生の質に「大きな開き」が出てくると思います。なぜなら、「不安定な環境」を生きていかなければならないからです。
そこで、今回は精神的に弱い人がどのようにすれば心を強くすることができるのかをご紹介していきたいと思います。
精神科医の人の意見もあわせて詳しくみていくことにしましょう。
どのような心理が心を強くする?2つ
では、どのような心理が心を強くするのでしょうか?
心が強い人はどのような心理でものごとにあたっているのか気になるところです。
実は、これに対する答えは「精神科医の人たち」に耳をかたむければよいと思います。
なぜかというと、精神科医の人は、精神的にどこかでつまずいた人たちをたくさん立ち直らせているからです。
どのようなメンタリティをもつと、精神的に強くなれるのかを熟知しているということです。
本もたくさん出版されているある精神科医いわく、
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- 「自分は自分、他人は他人」
- 「我慢をしない」
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のような心理をもっている人は病気になりにくいと言っています。
それぞれ詳しくみていくことにしましょう。
自分は自分、他人は他人
「自分は自分で他人は他人」だということをしっかりと認識していることが大切だということです。
人とくらべて自分が勝っていて「優越感」にひたったり、自分が負けていて「劣等感」をいだいたりしないということです。
人とくらべるという「土俵の上」には立たないということでもあります。立つこと時代がメンタルヘルス上よくないからです。
確かに、勝てば嬉しいでしょうし負ければ悔しいと思うのは自然ですが、このようなことに囚われないということです。
「まあ、勝つこともあれば負けることもあるかあ」くらいのスタンスがメンタルを強くするということです。
マイペースに生きている人は、精神的に強く心身ともに病気にはなりにくいと言えるのです。
「人は人、自分は自分の心理!人と比べないための方法3つ!」ではこのやり方について詳しく綴っています。
我慢をしない
我慢をしないというのは言葉どおりですね。
我慢をするというのは身体にとっては「毒」を注入しているようなものなのです。
「毒」を注入された状態が心を強くするはずがありません。
人間はあらゆる意味で「風通しのいい」ところを好むということです。
昔から「病は気から」と言われきたのが、「真実」だったということでしょうか。
Column
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なぜ、精神的に弱い?
では、なぜ精神的に弱いということになるのでしょうか?
精神科医の人がしっかりとこのような「答え」を発信しているのに実践できていない人が大半なのはなぜなのでしょうか?
私は2つあると思います。
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- 「文化的なもの」
- 「競争社会」
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の2つがあると思います。
個人の自由よりも全体として生き残るという選択をずっとしてきたからだと思います。文化的なものとして根強くのこっているということでしょうか。
たとえば、全体のルールから逸脱したなら「村八分」が行われていたりしますから。嫌われないようにしようというベクトルが強く働くのでしょう。
「嫌われる人の特徴3つ!あなたの心理も診断してみて?」では嫌われる人について詳しくつづっています。
そして、競争をすることは小さいころからさせられますし、「偏差値」などのシステムは普通からいかに離れているかというものです。
常に、平均的な「普通の人」を意識させられるということでもあります。本来は、好きでやる分には他人を意識する必用はないと思うのですが。
このようなことが、私たちの心理にはしっかりと「デフォルト設定」されています。かなり強力なのです。
「デフォルト設定」を変えないかぎり、精神的に強くなることはできないということなのです。
では、デフォルト設定をどのように変えればよいのでしょうか?
精神的に弱い人が心を強くするには?
自分と他人は一緒であるということと、我慢をするという考えを改める必用があるということです。
精神的に弱いと思っている人は、おそらく何かにふりまされているから疲れてしまうのです。強迫観念のように「〜しないといけない」と思っているのです。
身体をがんじがらめに縛られているようなものなので、苦しいのは当然のことなのです。
だから、「自分のペース」というものを意識してとりかえす必用があります。
つまり、誰かのペースで動いてしまっていることを、「自分のペース」に変えていくということです。
これは自分に「主体性」をとりかえして、「再選択」するということでもあります。
これを続けていると自分を大切にできるようになり、まわりの人も大切にできるようになるでしょう。
具体的な方法論は「自分を愛する心理的テクニック2つを大公開!」で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
このようなことをやっていると、おのずと「普通の領域」から離れていくことなり、そこに「あなたらしさ」が宿るということなのです。