どうしてあの人はそっけないのだろう、とふとした時に感じることってあると思います。
私たちは、さまざまなタイプの人たちを関わっているわけですから、たまには「変な人」と出会うときもあります。
その中でも1番やっかいなタイプというのは「思いやりのない人」ではないでしょうか?
私もボスが思いやりがなくて「攻撃的な人」だったことがあって、ボロカスに言われることは日常茶飯事でしたw
どれくらいイカるのかというと、「怒りという感情が先行しすぎて、呂律がまわらないほど」でした。もちろん、顔は真っ赤っかw
きちんと話すことができませんでしたから、怒るときは自分でこしらえたような「省略した言葉」を使っていましたwww( <- いやいや、勝手に意味不明な言葉こしらえるなよw)
しかも、なんか誇らしげwww 自分で作った言葉に「陶酔」してるみたいでした。
まるで、猿山のボスとして君臨して威嚇するオレってカッコいいだろ?みたいなw ( < – まぁ、そう思っているのは世界でお前だけだけどなw)
この世で1人だけしか使わない言葉ですよ。広辞苑には決してのらない「魔法の言葉」です。( <- 当たり前すぎるほど当たり前ですねw)
「こ、こいつ本当にラリってやがる・・・」と思ったのはここだけの話です。なんせボスなんでねw
真剣な顔で「怒られているフリ」と、「反省しているフリ」だけはしておきました(´⊆`*)ゞ。( <- いやぁ、満点満点ヾ(´ε`*)ゝ)
このボスが唯一「機嫌」がよかったときがあり、それは「アイスクリーム」を食っているときでしたwww ( <- ずっとアイスクリームを口にくわえとれーい!)
てか、「アンガーマネージメント」がアイスクリームって、なんなのよwww
このように思いやりのない人と関わっているなら、ある種の「疑念を抱く」ことになるのではないでしょうか。
「思いやりがない人」が自分のパートナーで困っている人もたくさんいることでしょう。
[list style = “star”]
- 「仕事で疲れているのに何の気遣いもない」
- 「私のことをかまってくれない」
- 「デートは自分が行きたいとこだけ」
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などなど、挙げればきりがありません。笑
しかも、表面上は「おもいやりのある人」の仮面をかぶっている場合あります。
形式的には付き合っていても何の充実感も得られないのが「思いやりのない人」なのです。
このような人と付き合っている人は、「形式的な付き合い」と「実態の付き合い」の乖離に悩むことになるでしょう。
「付き合っているパートナーがいてハッピーであるという形式的なもの」と、
「まったく自分のことを気にかけてくれていないのでは?という実態」の板挟みになっていることです。
ヒドい目にあう前に、いち早く気づくことができるのかどうかがとても大切です。
実は、思いやりがなくなっていく「謎のプロセス」というものも心理学の研究で明らかになっています。
そこで今回は、「思いやりのない人の特徴」と、「その心理の研究」について詳しくご紹介していきます。
思いやりのない人の心理的特徴3つ
思いやりのない人の特徴はだいたい3つに分類できます。
[list style = “star”]
- 「表面上は魅力的」
- 「まず第一に自分」
- 「人の気持ちが分からない」
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それではそれぞれの特徴をみていくことにしましょう。
「表面上は魅力的」
思いやりのない人は、一見とても魅力的です。
はじめは、思いやりがあるように見えるのです。
本人が気づいてそうしているのかは分かりませんが、モテるわけです。
「アメとムチ」のような心理的テクニックで緩急をつけてくることもあります。
人は「アメとムチ」で言いよられると感情が動き恋愛に発展しやすいわけです。
ただ、深い付き合いをしていくと「とんでもない人」だったなんて話は掃いてすてるほどあるわけです。
「まず第一に自分」
まず第一に自分を大切にします。
というより自分を大切にしすぎて相手に迷惑をかけてしまうことがあるのです。
例えば、自分の欲求のために相手を利用したりすることが平気でできてしまうのです。
めんどくさいことは、すべて人任せにするのです。
しかも、反省の色をしめすことがあるどころか開き直ったりもします。
自分が都合のいいように世界を認識しているのです。
「人の気持ちが分からない」
思いやりのない人はヒドいことを平気で言ったりします。( <- こういうときはアイスクリームを口に突っ込んでおけばいいんじゃないでしょうか?w)
人の気持ちを考えてくれていないと思うかもしれませんが、少し違います。
人の気持ちが分からないのです。
だからこそ、悩みを聞いてもらうどころか聞く耳すらもってくれないというわけなのです。
人が傷つくことを言うのも平気なので、付き合えば付き合うほど傷ついてしまうのです。
というより、相手が傷ついていることすら気づいていないのではないでしょうか。
人から思いやりが消えるプロセス!ウィルフリッド・ローリエ大学の心理研究!
人はどのようにして「思いやりのない人」になっていくのでしょうか。
実は、この疑問にたいする明確な答えが心理学の研究から明らかになっています。
[list style = “star”]
- 「競争によるもの」
- 「権力を握ってしまう」
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いまの社会は、「競争」をすることをよしとする社会です。
「競争」で勝って生き残った人の言うことが正しいということです。少なくとも「スポットライト」があてられるのです。
ですから、私たちの多く、特に男性は「競争」を常に強いられているわけです。( <- 顕著なのが男性なのであって、もちろん女性もそうです。)
[box style = “tip”]競争に真面目にとり組めばとり組むほど「罠」にはまっていく悲しい現実があるということです。資本主義のパラドックスです。[/box]
CNNに掲載されたいたカナダのウィルフリッド・ローリエ大学の研究チームの研究によると、
「仕事で昇進した途端に人が変わったようになり、それまで同僚だった相手のことを忘れたり、いじめたりするようになる。」
「人が自分の権力を認識すると、他人に対する思いやりを失ったり、他人の立場に立って考えることができなくなったりする。」
※「権力者の傲慢」から引用
ことが分かったそうです。
つまり、権力の階段をのぼっていくごとに、相手への共感が失われ、相手に思いやりが持てなくなっていくということです。
社会的に力を持つ権力はもちろんのことなのですが、「家庭の権力」を握る人も当てはまります。
例えば、「亭主関白タイプ」だったり「尻に敷かれるタイプ」だったり、さまざま「家庭の力関係」が存在します。
これらは後天に「競争」や「権力」が原因によって起こるものです。
冷たく人に接することに心理的に何の「罪悪感」も持たなかったり、病的にウソをついて平気で人を欺くことができるようになるわけです。
例えば、カフェなどで周りを気にせずに「大声」で雑談をするようなオバサマたちはきっと家ではふんぞり返っていると思いますw
嫌われることもあれば、うまく世の中に溶けこんでいる人もいます。以下では嫌われる人について詳しくつづっています。
先天的な場合もあり、心理学的には「サイコパス」と呼ばれています。
サイコパスについてはこちらを参考にしてみてください。
そして、昨今の社会はマーケットの論理をいたるところに導入しています。
これにより、ますます「競争」が色濃く反映される社会となり、上記のメカニズムが働き、思いやりのない人が増えているということが容易に予想できます。
私たちの身の回りに「思いやりがない人」がいても全く不思議ではないのです。
どのような人とつき合うのか、つき合わないのかをしっかりと考える必要が出てきます。
人間関係の整理についてはこちらで詳しくご紹介しています。
Column
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私の先輩に「病的」に嘘をつく人がいました。
嘘をつくことに何の罪悪感がないどころか、嘘をついているという意識すらありませんでした。
ここまでくると、彼の発する言葉のどれを信じていいのか分からなくなりました。
プレゼントで「パチ物」を「本物」と偽っていただいたこともあります。笑
仲が良かったため、このようなことがあってからは不信感ばかりが募っていきました。
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