喉のガラガラを治す方法はあるのでしょうか?
「季節の変わり目」や「空気が乾燥した時期」などには「喉」からくる風邪にかかりやすいときです。
「喉」がおかしくなると日常生活でも楽しい「おしゃべり」ができなかったりと何かと不便です。
そこで、「喉」がガラガラになった人ができるだけ短期間で治る方法をご紹介していきましょう。
また、そもそも「喉」のガラガラにならない健康な体をつくっていくための方法も合わせてご紹介していきましょう。
「乾燥した空気」などで「喉」がガラガラになる人もいれば、まったくならない人もいます。
「乾燥した空気」などの外界の変化に、左右されない強い身体をつくるということでもあります。
この2つを実践することでより健康な身体を手に入れることができることでしょう。
喉がガラガラになる原因とは?
喉は、「食べ物」を食べたり「空気」を吸ったときに通るところです。
ダイレクトで「外界のもの」と接触する場所なのです。
つまり、病原体と「接触する頻度」が一番おおい場所なのです。
人間には「免疫機能」というものがあります。
「免疫機能」が通常に働いていれば、外からの「病原体」が体内に入ってもこれらをやっつけることができます。
しかし、季節の変わり目などの「環境の変化」や、身体の疲れなどによって「免疫機能」が落ちてしまうことがあります。
その結果として、喉の粘膜の「抵抗力」が弱まり「炎症」を起こしてしまうのです。
炎症のひとつとして「喉がガラガラ」となってしまうのです。
またこれとは他の原因で「腫瘍」や「声帯ポリープ」などによっても喉はガラガラになってしまいます。
しかし、これらは「稀なこと」ですので、あくまで参考程度に頭にいれておいてください。
喉のガラガラを治す4つの方法
「トローチ」と 「うがい」はダイレクトに病原体をやっつけるという対処法です。
「マスク」と「加湿器」は喉をいい状態で保っておくというメンテナンスを施すというものです。
「トローチ」と「うがい」のいずれか、「マスク」と「加湿器」のいずれかを試すとかなり効果的でしょう。
トローチ
トローチを服用することで、喉のウイルスをやっつけることができます。
また、ハチミツを食べることも効果があります。
ハチミツにも殺菌作用があるからです。
家にどちらかがあれば、それを服用するといいでしょう。
うがい
昔から家に帰ってきたら「手洗い&うがい」と言われてきました。
うがいというものは、喉にいる菌をはき出すことができるためとても有効なのです。
3時間おきくらいにうがいをしておいて喉を「清潔な状態」に保っておきましょう。
マスク
マスクは保湿の効果もあり、鼻や口から入る菌を防ぐこともできます。
また、喉を使わなくてよいので「喉の休息」にもなります。
外を出歩く場合は、必須のアイテムです。
外にはたくさんの菌が潜んでいるからです。
加湿器
乾燥した空気は、喉の粘膜を傷つきやすくします。
喉の粘膜の「抵抗力」を上げるためにも、湿度をあげておく必要があります。
一家に一台は必須なアイテムです。
余談ですが、季節の変わり目などに体調をくずしやすいメカニズムについては「季節の変わり目に体調不良になる、驚愕のカラクリ」を参考にしてみてください。
そもそも、喉のガラガラにならないためには?
これまでは、喉がガラガラになった人がどのようにすれば短期間で治るのかについてご紹介してきました。
前述したように、「外界が変化」に左右されず常に健康な人もいます。
ここでは、このような人になるための方法をご紹介していきます。
具体的には、身体の「免疫機能を高める」ということです。
喉などには少なからず「細菌」が潜んでいるものです。
また「がん細胞」でさえ、私たちの身体では毎日発生しています。
「がん」にならないのは免疫機能で「がん細胞」を駆逐しているからです。
このように「免疫機能」を高めた状態を保つことができると、常に健康でいられるのです。
では、「免疫機能」はどのようにすれば上がるのでしょうか?
2つあります。
深い睡眠をとる
睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。
そして、「ノンレム睡眠」のときにだけ「成長ホルモン」が分泌されます。
「成長ホルモン」は日中の活動で傷ついた「細胞を修復する」ホルモンです。
スッキリした朝を迎えられるときは、しっかりと「ノンレム睡眠」がとれたときです。
細胞が新しくなるため、「美容」にもとても効果的でしょう。
朝から活力が全開のときです。
このようなときは、体調を崩しようがありません。
ただ、現代は睡眠を害する環境になっています。
詳しくは「睡眠が耳栓とアイマスクで劇的に「質の高い睡眠」になる」を参考にしてみてください。
腸内細菌を増やす
「免疫機能」を高めるためには、「免疫細胞」を体内で増やす必要があります。
免疫細胞がつくられる場所は、ほとんどが「腸内」なのです。
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- 「ビフィズス菌」
- 「乳酸菌」
- 「オリゴ糖」
- 「食物繊維」
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「ビフィズス菌」と「乳酸菌」は腸内細菌の増加につながります。
「オリゴ糖」と「食物繊維」は、腸内細菌の栄養源となります。
これらの栄養源をしっかりと普段からとっておくと「腸内細菌」が増え、「免疫機能」が高まるのです。
「ビフィズス菌」と「乳酸菌」は、「牛乳」や「ヨーグルト」「チーズ」などの乳製品に多く含まれています。
「オリゴ糖」と「食物繊維」は、「ごぼう」「れんこん」「大根」などの野菜に多く含まれています。
これらのことを意識して、自分の生活を見直すとより健康な身体を手に入れることができます。