頑張らない心理というのはどうなのでしょうか?
私たちは、頑張ることを正しいことだと思っています。
また、大多数の人が頑張っているために、自分が頑張らないでいると「罪悪感」を感じるのではないでしょうか。
だから、はっきりとした根拠もなく周りに引きづられて頑張ってしまうことがあるのではないでしょうか。
しかし、一方で頑張ることに疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
たとえば、頑張っていて
[list style = “star”]
- 「結果が出ない」
- 「疲労がヤバい」
- 「どうしてあの人は」
[/list]
などのように思うのではないでしょうか。
結果が出ているような人は「仕事」も「プライベート」も充実しているはずです。
一方で、頑張っているのにもかかわらず、疲労だけが溜まっていく人たちが多いのです。
そこで、今回はこのような理不尽に対してどのような解決方法があるのかをご紹介していきたいと思います。
頑張る人と頑張らない人
私が頑張るということに対して懐疑的になったのは、頑張っているのにそれに「見合った結果」がまったく得られなかったからです。
「頑張っても結果はついてこない。。。」
これまで、頑張っていればそれだけの結果が得られるだろうと割と本気で信じていました。
だからか、このようなことに直面したときはひどく「ショック」を受けました。
この頃、TOEICの勉強をしていたのですが、思うような点をとることはできなくて諦めかけていたのです。
何度かこのような問題に直面したのですが、その度に「落胆」と「復活」をくり返してきました。
今考えると「ドMだなあ」とも思います、我ながら。
でも、やっぱり何度も「落胆」してしまうと「もうダメなんじゃね?」という気持ちが芽生えたのです。
いや、芽生えたというか「落胆」するたびに、すくすくと育っていったのです。
そして、この時点で「もう頑張るのはイヤだ」と白旗をあげたのでした。
それ以来、本屋に通うようになりました。これは「方法論」や「とり組み方」に問題があるのではないかと思ったのです。
つまり、自分ではなく「他のものに問題があるのではないか?」と自分の実力のせいにはしたくなかったのです。立派な「現実逃避」です。
しかし、この期間に多くのことを学ぶことができました。そして、本格的に私が頑張らなくなったのはこの頃です。
拗ねていたというのもあったのですが、実はこのスタンスこそが正しいのではないかと思うようになったのです。
このときから私は自分の「方法論」や「とり組み方」をチェンジしてみることにしました。
これを経て、もう1度TOEICを受けることにしたのですが100点以上あがっていたのでした。
しかも、特別なお勉強をあまりしてないのにもかかわらずです。
いやちょっと待って、これめっちゃ「ノウハウ」とか関係あるやん(*`▽´*)ウヒョヒョ
自分が正しいと思っているやり方を疑い、変えてみるという勇気が必要なのだと強く思った出来事でした。
そして、この習慣は今も続いています。
今日はひょっとすると「千載一遇のチャンス」をつかむことができるかもしれないとウキウキしながら家を飛びだすのです。
頑張らないための2ステップ
頑張るという言葉の中には「イヤなことを無理にしてでもやる」というニュアンスが含まれています。
[list style = “star”]
- 「〜しなければ」
- 「〜あるべきだ」
[/list]
のような思考回路になります。
やりたいことをするのに頑張るとは言いません。
たとえば、コンビニに行くのに頑張るとは言いません。頑張る対象には必ず「イヤなこと」が含まれているということなのです。
頑張るということは知らず知らずのうちに、自分の心身へ「ムチ」を打っているようなものなのです。
さらに、このような「やりたくない人」と「やりたいことをしている人」の生産性を比べたデータは「数百倍とかの差」がついているのです。
もちろん、「やりたいことをしている人」の方が生産性は圧倒的に高かったのです。
実は、頑張るということはめちゃくちゃ生産性を下げているということでもあるのです。
「ムダな会議ばかりしてコノヤロー」と思っている人は正しいのです。
このようなことを受け入れる「勇気」も必要です。なぜなら、「真実」はときに人を深く傷つけるからです。
魂の抜け殻になってしまう可能性をはらんでいるからこそ目をそむけたくなるのですが。
だからあなたにやってほしいことは、やっていることを
[list style = “star”]
- 「イヤなこと」
- 「やりたいこと」
[/list]
に色分けをしてみてください。
やりたいことは何も意識しなくても「やっちゃっていること」です。前述したようにコンビニにジュースを行くみたいなことです。
イヤなことは身体から「拒否反応」が出るようなことです。
簡単な話は、日常生活のすべてが「やっちゃってるw」ことにするための一歩を進むということです。
頑張らずに自分を押し殺すという必用がないために、「自尊心」は高くなっていくことでしょう。
自尊心を高めることで、やりたいことを選択することができる側面もありますので「要チェック」ですよ。