嫌いな人・苦手な人の対処法とはどのようなものなのでしょうか?付き合い方はどうすればいいのでしょうか?
私たちの身の回りには、「好きな人」もいれば「嫌いな人」もいるということはとても自然なことです。
人間関係がうまくいく人とうまくいかない人の違いは、「嫌いな人とどう付き合うのか」の1点にあると言えます。
あなたにも100%に近い確率で「嫌いな人」がいるはずです。
アドラー心理学の本がこれだけ流行しているのも、多くの人が「人間関係」に悩んでいる証拠だからです。
アドラー心理学では「すべての悩みは人間関係である」と言っています。
嫌いな人と関わるときは、
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- 「同じ空間でいるのが無理」
- 「理由なく疲れる」
- 「理由なくイライラする」
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などのように感じるのではないでしょうか。
嫌いな人といるということは、それだけで神経をすり減らすことに違いありません。
下手をすると嫌がらせのような形で「害」を加えてくる可能性すらあります。
しかし、嫌いな人によってあなたの人生を「おじゃん」にさせられてはいけません。
そこで、今回は嫌いな人との付き合い方について詳しくご紹介していきたいと思います。
嫌いな人・苦手な人について
私たちは「みんな仲良くあるべきだ」という価値観が強いと思います。全員とまんべんなくうまく付き合うということです。
しかし、実際には無理に「嫌いな人」を好きになろうとしてもダメなのです。
好きなものを嫌いになるのが無理なように、嫌いなものを好きになるのもまた無理なことなのです。
大好きなドーナツを食べるのを我慢できなくて、ダイエットに失敗する人のように。
だから、イヤな部分には目をつぶって、「長所だけ」を見るなどというのは不可能なことなのです。
おそらく、嫌いな人を見た瞬間に「鬱陶しいなぁ、同じ空間に来やがって」と感じるようになるはずです。
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- 「消えて」
- 「どっか行って」
- 「ウザい」
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などと無意識で感じているはずです。
長所もあるんだろうけど、何よりもまずは「ネガティブな感情」が湧き出てきてかき消してしまうことになるでしょう。
または、人を嫌いになるなんて私はダメなのかしから・・・などと自分を責めることもあるかもしれません。
仲の良い友達だった人たちが、ケンカをして「険悪」になったらだいたいにおいて関係はよくなりません。
また、別居中になった夫婦はたいていの場合において「離婚」になるのをあなたも知っているはずです。
ちなみに、私も断捨離をされたことがありますwかなりショックで「人間不信」になりましたが。
ただ、やみくもに人を信じてもダメなことが分かったのは収穫でした。
人間は、自分で自分をそう簡単には騙すことができないの実情なのです。
嫌いな人に何かしらの「不幸」が舞い降りれば、ラッキーだという心理も出てくるでしょう。
「他人の不幸は蜜の味」のようなことわざがあるのは、いつの時代においてもそうだったからに他なりません。
ただ、このように嫌いな人のことを思っているなら、「嫌いな人」もあなたのことをこのように思っているはずです。
なぜなら、人間関係は「あなたをうつし出す鏡」のようなものだからです。
では、次にどのようにすればこのようなところから抜け出すことができるのかご紹介していきましょう。
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人間は相手にどう思われるのかは「第一印象」によってほとんど決まります。
なぜなら、人間は初見で「敵」か「味方」かを判断するからです。
異性なら「アリ」か「ナシ」かでしょう。
そして、1度できあがった印象をひっくり返すことは極めて難しいのです。
だから、印象をよくするために「香り」「色」を工夫することが大切です。
香りは本能に働きかけ、色はアクセントなどで「赤」を身につけると印象が上がると心理学的に言われています。
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嫌いな人の対処法と接し方3つは?
嫌いな人の対処法は以下の3つにまとめられます。
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- 「距離を置く」
- 「嫌いでも付き合える」
- 「戦う」
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それぞれ詳しく見ていくことにしましょう。
距離を置く
距離を置くというのは、日常生活で関わらないようにするということです。
関わらないのであれば、イライラさせられることもないでしょう。
無理にみんなと仲良くするより、好きな人だけと関わるようにするのです。
そのうち、このような悩みがあったことすら忘れ去っていくに違いありません。
嫌いでも付き合える
また、イヤな相手でも付き合うのは可能だということは言っておかなければなりません。
そもそも、職場などにおける目的は「利益」をより出すことです。
そのために、「どうするのか?」「どうあるべきなのか?」をしっかりと考えていればイヤな人とも付き合うことができます。
なぜなら、イヤな人も利益を出すために「必要な人」だからそこにいて働いているわけですから。
目の前にいる「ウザいヤツ」という視点ではなく、会社の目的などから「相手の存在意義」が浮かび上がってくるはずです。
自分はどうあるべきかだけを考えておけば相手が嫌いな人であっても、「感情に支配される」ことはなくなっていくはずです。
「自分の問題」と「相手の問題」をしっかりと分けることがとても大切になってきます。
戦う
嫌いな人と日常的に一緒にいなければならないとしたら、あなたか相手が「嫌がらせ」をしている可能性があると思います。
自分が相手を貶めようとしているかもしれませんし、相手が自分を貶めようとしているのかもしれないということです。
基本的に、このような嫌いあうという状況がつづけばどちらかが先におれます。
「心の病」になってしまう可能性もあります。
だとするなら、早い話はこの戦いに勝って追い出せばいいのではないでしょうか。