思春期の男子の特徴!考えを理解する3つのポイント

心理

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思春期の男子の特徴はどのようなものなのでしょうか?男子の考えを理解するためのポイントはどのようなものでしょうか?

 

思春期をむかえた男子は、以前とは「別人」のようになることがあると思います。

 

例えば、

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  • 「急に気難しくなった・・・」
  • 「なぜか避けるようになった・・・」
  • 「謎にイライラしている・・・」

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など、あげればキリがありません。

 

いずれにせよ、これまでの「素直な」子ではないと思われる徴候があらわれるのが「思春期」です。

 

「付き合いやすい相手」から、「付き合いにくい相手」になってしまったと落胆している方もいるのではないでしょうか

 

関係性が変わるときはお互いに「違和感」としてあらわれるでしょう。

 

しかし、このように言っているだけでは何の解決策にもなりません。

 

そこで、思春期の男子と、どのように付き合えばよいのかをご紹介していきましょう。

 

1度、立ち止まって「思春期」というものを見つめ直し、大人への発達の「全体像」をつかみましょう。

 

これが本当の意味で、親子関係を「親密」にすることでもあります。

 

思春期の男子の特徴

さて、思春期の男子の特徴はどのようになるでしょうか?

 

思春期は、「心身」ともに大きな変化が起こるときでもあります。

 

親から「自立したい」と思うようになるため、さまざまな所で変化が起きてきます。

 

これまでの「言われたことを、ただただ受け入れる」ということに対して「反抗的」になります

 

親と「距離」ができてくると言ってもいいでしょう。

 

例えば、「周り」を意識しはじめます。

 

「外」に意識が向くようになるのです。

 

男子は「女子」からモテたいと思うようになったり、「友人関係」を重視するようになります

 

また、学校などでも言われたことをただこなすということに「反抗的」になります。

 

「反体制的」なことをやりたがるのです。

 

「不良」に憧れるのもそのひとつです。

 

ときには「社会運動」になることさえあります。

 

親からすると理由もなく「イライラ」しているように見えます。

 

とても「不条理」なことのように思えます。

 

ただ、はっきりとした理由がないのにイライラするのが「思春期」だということを理解しなければなりません。

 

「表面的」な出来事ばかりに気をとられて「ヒステリー」を起こすようではいけません

 

思春期の男子との付き合い方

良い付き合い方のポイント3つ

思春期の男子は、「心身」ともに大人になっていくということは前述しました。

 

このとき大切なのは、「大人になったあなたも、私たちにとっては大切な人なのよ」というスタンスをとるということです。

 

変化に対して、肯定してあげるということです。

 

家庭におけるルールをゆるめて「本人に任せる」ということでもあります。

 

具体的には

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  • 「ある程度の距離感」
  • 「寛容さ」
  • 「放任」

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などが大切になってくることでしょう。

 

思春期を過ぎたあたりから、「家庭のルール」を明白に決めておけばよいのではないでしょうか。

 

ルールを守っている限りにおいては、「あなたのことを肯定しているんだよ」と子どもに思わせることができます。

 

「自尊心」を尊重するということです。

 

「自尊心」については「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」を参考にしてみてください。

 

また踏み外してはいけない線がはっきりと分かるので、ルール内で工夫して存分に遊ぶことができるでしょう。

 

ただ、「倫理」を踏み外すようなことがあれば厳しく対応するべきです。

 

「非行少年」になる可能性もありますので。

 

また「身体」も大人になっていきます。

 

具体的には「性的なこと」にも興味がわいてくるということです。

 

このような類いの「本」などがあったとしても普通のことです。

 

こういった変化は当たり前のことなので、そういうのは「当たり前」というスタンスで付き合いましょう

 

「気まずい空気」をつくらないということです。

 

ひとつの「大人の人格」として付き合ってあげるということです

 

やってはいけない悪い付き合い方

こうあるべきなどの「親の都合」を抑圧的に押しつけないということです。

 

特にやってはいけないのが「無理やり」言うことを聞かせるということです。

 

「主体性」をうばってしまうことになりかねないです。

 

抑圧的なベクトルが働いていると、外で遊ぶ「お金」を家から持ち出すなどのことをするようになることもあります

 

思春期は外に意識がむくようになるため、外に遊びにいきたいものです。

 

前述したとおりです。

 

遊びには「お金」が必要です。

 

そこで、足りない分を家から持ってくるということになるのです。

 

「ウソ」をつくのも全くおなじ原理です。

 

確かに、このような行動は問題かもしれませんが、子どものことを理解していない親にも問題があるのです。

 

このことは「反抗期のない人は危険!将来への影響は?犯罪者に!?」で詳しくご紹介しています。

 

また、ちょっとした「言動」にも気を配るべきです。

 

大人に近づいた「新しい自分」を茶化されたり、非難されたりすると誰でもイヤです

 

思春期は特に「敏感」に反応しますから、「萎縮」してしまいます。

 

このようになると、男子としてはなかなか本当の気持ちを言えなくなります。

 

「自尊心」をさげてしまいます。

 

大人に近づいた自分であっても、受け入れてくれるのか「不安」がつきまとうからです。

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