なんとなく、あの人はなにか重いものを抱えているのではないかという人がいると思います。
ひょっとするとあなた自身がそうなのかもしれません。
近年、「心の病気」の患者数は増えつづけています。
ということは、心の病気の予備軍である「病んでいる人」も増えているということを意味しています。
私が病んだのは中学生の頃だったと思います。中学では部活で後悔し、中学から高校への入試に失敗したりイヤなことが続きました。
自分クソだなあと思いつつ、「ちょ、待って、努力って裏切るんじゃね?」と思ったほどでした。
つまり、自分がそれを引き受けて責任をとるというよりも、何か他のもののせいにするしか辻褄をあわせることができなかったのです。
そして「病んでいること」から立ち直ることができるのかダウンしてしまうのでは、大きな違いがあると思ったことがあります。
あなたの身の回りにも病んでいると思われる人がいても、まったく珍しいことではありません。
病んでいる人が身の回りにいるなら、
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- 「こっちも病んでくる」
- 「元気そうだけど実は」
- 「力を感じない」
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などと感じるのではないでしょうか。
また、病んでいる人と一緒の空間にいるだけで、病んでしまいます。風邪がうつるのと同じ仕組みです。
さらに、病んでしまうとそこから立ち直るのにとても「時間と労力」がかかります。
そこで、病んでいる人の特徴と対処法をしっかりとチェックしておきましょう。
しっかりと対処法を知らないと、あなたまで病んでしまう可能性が大きくなってしまいます。
実は、病んでる人は「見た目」などのルックスにもしっかりとあらわれるので、コラムではこのことを詳しくご紹介したいと思います。
病んでる人の心理的特徴5つ
どのようなことが特徴となって現れるのかは以下の5つに分類することができます。
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- 「ぶーちゃんorガリガリ」
- 「死んだ魚の目」
- 「オドオドしている」
- 「ネガティブな発言」
- 「他人の幸せを批判する」
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それぞれ詳しくご紹介していきたいと思います。
ぶーちゃん or ガリガリ
ガリガリで、顔色が悪かったりすると「いかにも」と感じることでしょう。
人は常に外に対して自己表現をするものです。
心のバランスの悪さも、もちろん外から見て分かるようになっています。
それは、「ぶーちゃん」だったり「ガリガリ」だったりするというものです。
食欲を抑えきれないということ、食欲がなくなってしまっているということが分かります。
いずれにせよ正常なところから大きく外れているため、病んでる可能性は高いです。
死んだ魚の目
実は、目というところは人の精神性をよくあらわしています。
目は脳が外に露出した唯一のところなのです。
脳の状態 = 心の状態です。
いくら笑ったとしても決して幸福にはならないような類いの笑顔です。
また、朝の満員電車にのると、死んだ目をしている人がたくさんいることが分かります。
死んだ魚の目をしている人は高い確率で心に問題があります。
オドオドしている
周りの人のことを気にしすぎているため、自分に自信を持つことができません。
病んでる人は自分に対する、自己肯定感が極端に低いです。
このような行動がオドオドした態度になってあわられるのです。
引きこもりや部屋に閉じこもってしまっている人も同じようなメンタリティです。
自己肯定感について詳しく知りたい方は「自尊心が低い人の原因と特徴、自尊心を高める3つの方法」を参考にしてみてください。
ネガティブな発言
あなたも1度は、ネガティブな発言をSNSで見かけたことがあなたもあることでしょう。
例えば、「死にたい」や「どうせ自分なんか」など誰に対してのメッセージなのかすら分からない文言です。
自分が悲劇のヒロインを演じることで、周りから心配されたいのです。
いかに自分がヤバい状況にいるのかを周りの人に理解してほしいのです。
これは嫌われる要素であり、「嫌われる人の特徴3つ!あなたの心理も診断してみて?」では詳しくつづっています。
他人の幸せを批判する
もちろん、病んでる人は他人の幸せを喜ぶことなどはできません。
他人への評価はつねにマイナスです。
自分への評価がマイナスな人は、他人への評価も自ずとマイナスになってしまうのです。
自分のことを愛することができる人は、他人も愛することができるのと同じです。
自分を愛せないことについてさらに詳しく知りたい方は「自分を愛せない人の特徴と原因、自分を愛する方法3つ」を参考にしてみてください。
Column
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冒頭でも書いたように、病んでる人は「見た目」にもあらわれます。
実は、病んでると「肌荒れ」となって表出するのです。
例えば、湿疹や吹き出ものなどの「肌の不調」がでてしまうのです。
ストレスが多かったり、鬱っぽくなっていたりすると「肌の調子」が悪くなってしまうのです。
だから、「肌の調子」を見ただけで「心の状態」がどのようになっているのかが分かると言えるのです。
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病んでる人の対処法
では身のまわりにこのようなことがあったとして、どのように対処していけばよいのでしょうか?
実は、病んでる人との対処法はひとつしかありません。
「距離をとる」ということです。
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- 「物理的」
- 「心理的」
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の両方において距離をとるということです。
なぜなら、病んでる人と「同じ空間」でいるだけで病んでいない人も病んでいくからです。
前述したように風邪がうつるように、メンタリティも伝わってしまうのです。
病んでる人と付き合うのは神経をつかうはずです。どっと疲れるということです。
同じ空間で生活しているだけで、親と子供の「思考パターン」が似てくるのと同じことです。
そして、1度病んでしまうと無意識は「病んでしまった自分」を気に入るようになってしまいます。
つまり、病んでしまった自分からなかなか抜け出せなくなるということです。
満員電車にゆられて仕事にいく人は、そうでない人よりも病む可能性は高くなります。
毎日、ある一定の時間を病んでいる人と「同じ空間を共有している」からです。
満員電車だけとは限りません。
同じ空間で仕事をしているならなおさらです。
人間関係の整理のやり方については「人間関係を断捨離してリセットを3分でしよう!」で詳しくご紹介しています。
助けてあげたいという気持ちがあるのはとてもいいことだと思います。
ただ、深入りしないことはあなたのためでもありますし、本人のためでもあるのです。
病んでる人が自分を取り返すことは、「精神科医などの専門家」に任せておきましょう。
だからこそ、「一定の距離感」がとても大切になってくるのです。
あなたが病むようなことに遭遇しているなら「精神的に心が疲れたときの心理的対処法2ステップ!」を参考にしてみてください。
Column
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例えば、朝 : 1時間、夜 : 1時間を満員電車にゆられるとすると1日2時間です。
1年間で「730時間」にもなります。
正常な人であったとしても1年で「730時間」も病んでる人と同じ空間にいたら病んでしまうことになってしまいます。
3年目くらいで、完全に病んでしまうのではないでしょうか。
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