精神的に疲れたとき、心が疲れたときは心理的にどのようにすればよいのでしょうか?
私もたまに、家に帰ってひとりになったときに落ち込むことってあります。落ち込み具合がハンパないです。
しばらくベッドから立ち上がることができない状態になってしまいます。汗
普段どおりの日常生活をしているだけなのに、どこかに蓄積された「疲れ」が溢れでるのでしょう。
あなたも、
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- 「仕事で疲れた」
- 「人間関係に疲れた」
- 「心に余裕がない」
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などと感じることはないでしょうか。
気分は沈んで何もせずに、ちょっと休憩したいと思ったことが1度はあるのではないでしょうか?
実は、落ちた状態から立ち直る「ロスマネージメント」は心理学的に確立されています。
そこで、今回はどうしもなく精神的に心が疲れたときの対処法を「心理学知見」をもとにご紹介していきたいと思います。
そして、まったく無理をすることなく「1番の近道」で立ち直っていただきたいと思います。
ロスマネージメントとは?
ロスマネージメントとは、「周りの人」がなくなったときや、「ペット」がなくなったときに「落ち込んだ心」をどのようにして立ち直らせるのかの方法論です。
また、近年では、大企業の「リストラ」が新聞などで話題を集めていています。
その他にも、
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- 「事故」
- 「地震」
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などが挙げられます。
このように落ち込んでしまい「喪失感」を味わうような出来事は、そこらじゅうに転がっています。そして、「リストラの件数」はこれからもっと増えていくのではないでしょうか。
このようなあらゆる「挫折」のときになどにも応用できる方法論が「ロスマネージメント」です。わたし自身がこのような方法論を知っていてよかったと個人的にも思っています。
では中身について詳しくみていくことにしましょう。
精神的に心が疲れたときの対処2ステップ
精神的に心が疲れたときのロスマネージメントでの対処法2ステップは以下のとおりです。
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- 「落ち込むだけ落ち込む」
- 「環境の客観的なデータをとる」
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それぞれ詳しくみていくことにしましょう。
ステップ1:落ち込むだけ落ち込む
どうしようもないくらい精神的に心が疲れたときは、落ち込むだけ落ち込みましょう。
泣きたいなら、好きなだけ泣いてもよいでしょう。泣きたいのに、泣くのを我慢するのはよくありません。
「2-3日」の場合もありますし、「数週間〜数ヶ月」の場合もあります。
場合によっては「数年」の場合もあります。
また、落ち込んだとき無理して立ち直ろうとしてはいけません。落ち込んだときは楽しいことを考えようとか運動をしようとか言われていますが、やらなくてよいでしょう。
楽しいことを考えて実行することができるなら、落ち込む前にとっくにやっているはずだからです。運動に関してもそうです。
また、「落ち込んだ自分はダメだ」などと思いがちですが、思わなくてよいでしょう。
だから、落ち込むときは思いっきり落ち込むようにしてください。
そして、落ち込むだけ落ち込んだ状態を続けていると面白いもので、落ち込むのに飽きてきます。笑
人間は、「ひとつの状態の中」ばかりでいるのは飽きてくるのです。毎日「同じ食べ物」を食べていると飽きてくるのと同じことです。
幸か不幸かはわかりませんが、「人間の心持ち」このような仕組みになっているのです。
涙が枯れてしまい、「落ち込むの面倒くさい」「もう落ち込むの十分かな」というふうになってきます。
だから、周りの人は励ましたりする必用はないですし放っておけばよいのです。もし、励まされても無視していればよいでしょう。
励ますというのは、相手を鼓舞することで無理に立ち直らせようとすることになってしまうからです。
この状態がきたらフェーズ1は終了です。
ステップ2:環境の客観的データをとる
そして、次にやっていただきたいのは「自分がいた環境の客観的データ」をとっていくということです。
例えば、仕事に行くのがイヤでイヤで仕方ない人は「職場の労働環境」に関するデータをとりにいくということです。
「労働環境」が変化していることなどが分かるようになるでしょう。自分がいたところはこのようなところだったんだと思えるようになります。
今まで自分がいた環境というものが「客観的」に見えるようになってくるということです。
似たような境遇の人が、どのように対処して乗り越えていったのかなどの「エッセイ」を読むのもとてもいいことでしょう。
自分を見失っている可能性もありますので、「自分を見失う心理的要因と、自分を取り戻す3つの方法」を参考にして「自分のこれまで」をふりかえってもよいでしょう。
このようにすると「理性モード」になっていき次に自分はどうすればいいのかが自ずと考えられるようになり見えてくるようになります。
このようにすることで、頑張ることなく自然に立ち直ることができるのです。そして、この2ステップをこなすことが「1番近道」の立ち直り方なのです。